fc2ブログ

狂恋

午前四時のベースラインが頭の中を行ったり来たりする時
環状八号線では私のモルカーが煽り運転を受けています
それはさながら冬の大三角形のように夜空に咲くのですが
初夏の日の出は早くちっとも夜空に映えないのですべて燃やしてしまいました
そんな目覚めが毎朝私に長刀をもって襲い掛かるのでちっとも眠った気がしません
私の世界のビバリウムには貴女と私とその他大勢しかいないのに
貴女が私を避けるのは私が気狂いだからなのでしょう?

普通の男はモーガン・フリーマンにラブレターを送ったりしないし
トランクスだけを被って月夜の墓場で踊ったりもしない
ましてやエビフライにコールタールを塗りたくって食したりしないし
窓ガラスを破りながらフリーセックスについて叫んだりもしないし
笑福亭鶴瓶をスレッジハンマーで殴り殺したりもしないし
飛行機を食べたりしない、ヘリコプターを輪姦したりしない、フェラーリを沈めたりしない

貴女は私のこんな気狂いな所が嫌いなのでしょう?
でも私は貴女が振り向く唯一の手段を知っています
それは貴女をいつまでもどんな事があろうとも愛し続ける事だけです
いつまでも愛しています、それは牢獄の中からでも一緒です
いつかこの世界を貴女と私しかいないビバリウムにしましょうね
スポンサーサイト



道化師、最後の夜に笑う

いつまでもこんな日々が続けばいいのにと
死ぬしか無くなった最後の夜を楽しんでいます
やはり私が生まれてきた事は間違いではなかったと
間違いだらけの再発見を頭蓋に何度も写すのです
なぜ産まれてきたのかと何度も尋ねられてきましたが
つまらない事に意味があるのはつまらないと
スケトウダラを捌いているのは満月の日
気持ち悪い私はオホーツクに消えます
でも忘れないでください
砂肝は美味しいというただ一つ唯一無二の事実を

Dance.

貴女の手が躍る
それ以外に私の手を躍らせる意味はあるでしょうか
明け方に見た月は真っ赤で夜に来た揺れは大きく
全ての感情がぐちゃぐちゃになってしまうのが怖くて
30錠の薬に頼った夕方に朝ドラの内容は入ってこないのです
私には貴女がいて私には貴女がいる
そして私にとって重要な貴女がいて貴女さえもいるのです
そして貴女というものが貴女になり私にとっての貴女になったら
チェックメイトの時間は近づいています
処刑人の縛る首括りの縄がキシキシと言っています
貴女は私にとっての貴女のまま私は処されるのです
ただし時系列はいつまでたってもバラバラです
だから最後に時計の針を1時間だけ、進めておくのです

天国じゃなくても

空の雲がコマ送りのように流れ
カーラジオから流れてくるポップスにシンクロした時
少し開いたビニールシートの隙間から見えたのは
上尾市の滅びていく街でした
いえ、もう滅んでいたのかもしれません
だってムクドリは一匹も見かけなかったし
ノコギリトンボは偏西風に乗っていたし
リュウゼツランの大木も切り倒された後で
奥入瀬川だった窪みには団地が立ち幸せそうな家族が住んでます
虹色のスーパーでは卵が一パック9980円
玉虫カフェでは牛糞のコーヒーが美味しくて
高崎線では干物を焼く匂いしかしません
これはきっとわたしの正論という包丁で刺された傷が痛くないように
神様が夢を見せてくれているんだ
そう思うと少し眠くなれました
電話のやりとりを盗み聞けばわたしを埋める穴はもう3mも掘ってあるそうです
秩父はきっと滅びる前の上尾市みたいなところなんだろうな
だから少し寝てずっと寝に行きます
おやすみなさいミスターローレンス

幸せになりたい

「そういえば寂しかった気がするな」
と、強がりが空中で宙返りしてWi-FiをONにしました
世界中から集まった電波は誰も私と繋がることなく
電磁波だけを発して世界を狂人にしていきます
右のドアからdtcfvygぶhjにmこp、l@;
左のドアからfrgyvぶhんjp@;「kl;p@:
天井からはおぃjhkft7gy8じおpk@ぉp@
そして床から4rtgyhじゅkl。;・:ーpっぷjfgt
どこへ行っても逃げられない寂しさです
さぁ薬でも飲み落ち着くべきは私であるかと
けろけろけろっぴの薬入れを開けた所
飛び出た電波はなんと直角三角形ガチ勢でした
私は飼い猫と三人、ガチ勢と三人伴侶になります
そう叫んでいる私こそが世にも滑稽な無限クソ雑魚なのです
何度でも生き返ってやるから、嗤えばいいと思います
嗤えば、嗤えば、きっと私は幸せになれるんです
↑