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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

師走の翁 

朝起きると老人になっていた

どうも寝すぎたらしい

寝ぼけ眼で顔を洗いに行き、歯を磨こうとしたら総入れ歯だったのだ

しかたないのでポリデントで嗽をした

口の中がヒリヒリする



曇天模様の空をカラスが二羽飛んでいた

閃光と稲妻のようだった

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2005/03/28 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

毒液 

世界の人間すべてを殺すには、

お茶碗一杯の毒液で済むらしい

私は今日、お茶碗二杯のご飯を食べた

2005/03/24 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

ビイダマ遊び 


眼球を抉り出し並べる

そして弾く

眼球はプニプニしているのであまり弾けない

盲目に泣いた

2005/03/22 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

ドロドロ 

バスが私の原付の前にいた

アイドリングストップ車らしくいちいちエンジンが止まる

そして動き出すと否や大量の排気ガスを出す

私はその排気ガスの煙を眺めながら走っていた

ボーっと走っていて

気づくと原付が溶けていた

そして私も溶けていた


これでいいのだ

私がいない方が環境にもよろしいだろう

2005/03/15 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

盲目 

開き盲の私には世界がちゃんと見えている

それだけでよい

それだけでよいのだ

2005/03/14 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

風で揺れた 

窓をカーテン越しに凝視する

窓など見えない

私は盲目にでもなったのだろうか

しかしカーテンは見えている

どういう事なのだろう




しばし考えているとカーテンが風で揺れた

そこに宇宙の真理を見た

2005/03/11 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

鎮魂 

疑心暗鬼が暴れている。

賽の河原で。

血の池地獄で。

針の山で。

釜茹で地獄で。

縦横無尽に暴れている。

だが誰も咎める事はできない。

確かな物などどこにも無いのだから。

2005/03/09 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

太陽 

全てが始まったのはもう46億年前だ

地球など出来なければよかったのに

さすれば私たちは魂の拠り所を無くし、宇宙の流浪人になれたのに





悪いのは太陽だ

太陽系があるからいけないのだ

太陽を破壊するために署名を集め、NASAに送ってみるか





だが時は刻々と過ぎていく

私は眠る

暗がりに太陽を欲し、眠るのだ

暗がりに怯え、眠るのではないのだ

2005/03/04 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

狂祭り 

小汚い子供たちを間引いてしまおう

それが私にとっての最善策だ



ダンボールの中は暖かいですか?

私は夜中に九官鳥のマネをしながら

一人でダラダラと喋っています




「スベテノジンルイニワタシハヒレフス」



雛祭りなので実家では雛飾りをしたそうだ

チラシ寿司だけを貰いに実家に帰る予定だ

なんと無意味なのだ



そうだ

それは聾唖者にすら与えてはいけない禁忌だったのだ

2005/03/03 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit