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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

ロケットの手 

この糞を垂れた子供のような青空。

私は子供の頃、空は高くあり手の届かないものだと思っていた。

どんな高い所に行こうと空は続いていた。

東京タワーの展望台の中でも飛行機の窓の中でも

空は上へ上へと続いていた。

私はそれを希望だと思っていた。

今日は晴天だ。

空は高くあるのかと思っていた。

だが、欠伸混じりに背伸びをすれば手が空を突き抜けていた。

いつの間にか空は私の近くにあったのだ。

それは私を欺いていたのか。

それとも空は元から低かったのか。

戯言のように空を突き抜けた手は冷たかった。

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2005/07/15 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit