fc2ブログ

LANGUAGE

言葉という言葉を見つけた私と言うのは

言葉で十分に説明できる範囲なのだが

漠然と何かを見つけてしまった時

それが言い換えれば口に出すのも

憚れる畏怖であった時には

私という物の言葉は崩壊し

言葉ではない何かを常に体から発し

助けを求めているのだが

私は弱視の為に誰が助けてくれているのかも

目を背けて去っていくのも解らずに

耳から聞こえてくる畏怖の音を

リズミカルにハレルヤの様な音楽へと

エンコードし脳内変換しているのだ

クラッシック畑で育ったわけではない私は

リズム感という物に縁がないので

その音楽は俗に言うノイジー音楽になってしまい

ファズやディストーションを幾重に掛けた

畏怖の音になってしまうのはしょうがないので

私はその畏怖の音を心にしまい

栓をするかの様にハルシオンを飲むのだ

言葉は音ではない

音は言葉ではない

私は私ではなくなる

スポンサーサイト



不完全変態

血管の中を眼球が転がってきている

このまま脳へと眼球が到達すれば

私は自分の中身を見れるのだろう

揺蕩いは微睡みと共に四六時中に

私の琴線に触れてしまう

そうして私は山椒の木になり

アゲハ蝶の餓鬼の糞となる

それは私の劣情の表れなのか?

コンチネンタルな考えはフロイトに任せよう

私が今、考えるべき事は明日の事

つまりは死後の世界についてだ

スイミン不足

脳がヒステリックに暴れているのは健康の証だ

そもそも睡眠を取れたかどうかも疑わしく

淋しがり屋の熱帯魚の気持ちで

ロボットダンスをしていた気がするのだ

フローリングの床の冷たさを感じていれば

木の床はいつのまにか軟らかくなり

いつの間にかウォーターベットで突っ伏していた

何人もの異常者が頭から離れない

貴方の一番大事なものを奪いたいのだが

その時は私自身も奪えば奪われる状態である事が望ましい

時が熟すのをいつまでも小心者のフニャチンを弄くりながら

倒錯者へどんどんと自分を変えながら待つことにする

記憶のメモリー

殺人鬼がくすりと笑った

それは私の頭が狂ってしまう事を示唆しているのか?

昨晩飲んだ睡眠薬が猫の鳴き声と共に頭の中で

波乱万丈な人生を歩み、そして散って逝く

ただ死ぬのならば文句等は無いのだが

冥土の土産にと思い出を持って逝くのだけは止めて欲しいのだ

私の脳裏にはもう3歳の時の記憶はない

昨日、自慰をしたのかすらわからない

駄目人間になってしまう

誰かを殺しに旅立たなければ

春の風に吹かれる前に

革は靴以外にも化ける

真昼の睡眠欲は鈍器で殴られたかの様に

見事に血反吐をぶち撒けながらファズギターと共に

雪合戦の雪の球の如く夏に忘れ去られました

冷風を噴出す醜い大口が私を飲み込んでいきます

あぁ、これはファシズムだなとほくそ笑むのが精一杯で

目覚めた頃には精液をぶち撒けているのが私の日常で

非現実の扉の鍵は何処のドンキホーテに行こうと

取り扱いすらしておらず嘆くのです

あの憎らしい太陽が橋架線に隠れてしまうのを待ちきれず

私は3年ぶりに靴を履きました

諦めるべきは靴紐が付いていた事のみです

彩の朝

朝と夜の真ん中を過ぎた時間に

蜃気楼の心電図のような波が

バス亭を中心に蜷局を巻いていた

老人を見ると未来の私を見ているようだ

だが私は老人になれないまま子供のままで

今日の別れを嘆く事は負けであると

魚になりたい気持ちで押し潰されている

世界は青色をしている

私は青いTシャツを着ている

その事実だけは黙認して欲しいのだ

終わりの半鐘

私の言葉にメタファーが隠れているかと言えば

どっちつかずにカラスが鳴いている

エスペラント語のアナグラムの様に意味を持たせない言葉は

空中でくるりと輪を描き給料袋に腐れ金を入れ帰って行く

太陽を抱こうとしたが私の頭は硬くなかった

半鐘が鳴りかけている恐ろしい夜だったのだ

しかし夢には太陽が出てきたので沈むのはいつ頃ですか?と

呆け者の態で尋ねる私は腑抜けなのだろう

ニコチンタール

空が紅の頃に孤独が沈んでいく

底には何も無く孤独は何処へ行っても孤独だ

先日、自動販売機に吸い込まれた10円玉が

孤独ではない旨の手紙をくれた

私も何処かへ吸い込まれ消えてしまいたい感覚に

苛まれているが今も未来も独りなのに違いはない

煙草でも吸ってこよう

独りの時間を減らすために

開口一番の忘却

別に覚えているのだが忘れた降りをしていることが多い

面倒事は共有せねばという日本人の糞垂れの考えに辟易としている

一昨日、拾ったのは子供の生首だったらしいが酒に酔っていたせいもあって

子供の生首でボーリング遊びをした所まで彼は話したが

私は彼がチェーンソーで子供の首を切り落とした所までしか覚えていないと

白を切ったのが幸いして死体損壊で懲役2年だ

残念なのは執行猶予がついてしまったことだ

なぜか?

私はキチガイだからとしか言いようがない

本当は皆死んでいることを覚えているのだが思い出したくも無く

反社会性にしがみついている私は温室ですら寒くて入れない

本当に忘れている事も多々あるらしいのだが

それを思い出す為には走馬灯でも見なければ駄目だろう

サシペレレ

語感がいいので貴女を殺すと提言してみましたが

私は所詮、頭の狂った人間でしかなく

私が何を言おうとキチガイの戯言でしかなく

誰にも相手をされないものなのです

如何せん、今日は32条の薬が冴え渡っているせいもあり

眠たくてしょうがなく言訳になるかもしれませんが

眠りにつくことにします

私を殺したのは貴女です

↑