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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

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夏の前日 

蝉時雨が選挙カーのように泣いていた

荼毘に臥される煙は私には見えず

玩具を燃やしている煙と勘違いする事もなかった

蝉はあれほどに泣くのに涙は出ないのだろうか

だとすれば私は蝉なのかもしれない

貴方の分まで七日間を精一杯生きようと思います

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2007/07/29 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

色々な轍 

最果ての地の脳のバス停で誰かが降りてきます

インスリンを注射しない午前2時は苦痛でしかなく

とぼとぼと蛞蝓の歩みで家路に付くものの

私にとって最早禁忌とさえされる朽ちていく部屋は

私の翳りゆく顔色にみるみると薄い赤に変わっていきます

月は緑、星は紫、空は青、部屋は赤、私は白

それでも私は貴方を愛さざるを得ないのでしょう

貴方が例え世界中のどの色に属さないとしても

2007/07/28 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

寄生ラッシュ 

貴女は本当にベラベラとよく喋る

情報の価値観から言えば貴女は無一文だ

道端で靴磨きをしながら靴箆になりなさい

私の誇り塗れの革靴をペロペロと舐め

快楽を感じながら果てればよいのに

貴女は私の期待を裏切るのだ

悪意に満ち足りたジストマの様に

糞尿に塗れた余生を過ごしなさい

その間も私は貴女を憎み続けるだろう

2007/07/27 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

熱中傷 

乱反射を繰り返す光はトイレの中まで

キラキラと輝かせなんとハレンチなのだろう

光は光の匂いしかしない様に

私は私ではない匂いしかしない

いくつもの視線の宙返りが床から見える

それは私に永遠に眠って欲しい者の

嫌がらせ的な表れなのだろうと

夏バテに相応しい寝苦しい足音なのだ

2007/07/25 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

定食屋にて 

食事中に貴女の顔を思い出したくない

貴女の顔は綺麗でとても澄んでいて清楚な

腐ったオレンヂの様な匂いを発する汚物の顔だ

食欲は失せ吐き気をもよおし楽しいランチタイムが

断末魔の聞こえる阿鼻叫喚の地獄絵図の拷問だ

生ゴミは生ゴミらしくリサイクルされるのが相応

貴女は土へ帰り野に咲く花々に成りなさい

2007/07/24 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

38度 

ぶん投げた感情はスーパーボールの様に弾み

私の思ったよりも200フィートは高い所で

放物線をクレヨンで描きながら凱旋帰国しました

明日の晩御飯には七面鳥の丸焼きが出ます

頭痛が酷いのはきっと金儲け主義に塗れている

白人、黒人、黄色人種のせいでしょう

2007/07/19 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

サウンドシステム 

雨の音がする

クーラーの音がする

猫が鳴いている

私の声は私にしか届かず

花の香りのするところには

逝けないだろうと悟った

しかたがないので首を括った

それしか策はなかったのだ

2007/07/18 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

苛立ちの朝勃ち 

脳味噌を捥ぎ取りたいほどイライラしている

そのイライラがどこから来たのかと言えば

私にも皆目検討が付かない所をみると

生まれた時から既に脳に存在していたのではないか

牛乳色をした脳は腐り始め生まれた時の脳など

覚えているはずも無く折角の精神安定剤も

私の心にも脳にも全身全霊に響かないのだ

感情が暴れだした時の事を考えた結論だが

私は無脳症児として日々をサナトリウムで

日がな一日天井の染みを眺めながら暮らせばいい

逃げと思割れても仕方がないが鎮座しているよりは

走った方が健康にはいいのだ

2007/07/17 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

恋人はサンタクロース 

逃げ場を失った窮鼠は東京タワーを頭から

丸齧りしながら思うのです

私は今までライトアップされたことがない、と

電球はいくら貪り食った所で腹の中では光らない

その事はバカな金儲け主義のミッキーマウスには

到底解らない全人類の心理とでも言うのでしょうか

それを知る為に私は季節はずれのクリスマスツリーに

生首を飾りつけながら勃起するのです

冬将軍様、貴方はいつ鼠を凍死させてくれるのですか?

2007/07/16 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

容赦のない傍観 

全身を嘘が駆け巡り赦されていきます

今日のように気分のいい日はそんな気分です

でも貴方はどこへ行っても嘘を振りまくのでしょう

私の様に透き通った体を持っている人は稀少だから

赦される事のない日が必ず来ます

その時は私は貴方を庇う事もせず傍観します

それが私なりの復習の赤い日なのです

2007/07/15 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

首吊りの風 

溺れてしまうほどの雨が列島を縦断する事に

劣等感を覚えてしまっている今日という日は

何事も悲しまずに何事も楽しまずに

浅学菲才な自分の首をロープで縛りながら

桃源郷が見えるはずと思い込みながら死にます

なんとも言えないほどの夏でした

2007/07/14 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

朝、蛭、晩 

空が紫色なのを気に掛けていた

今日の様に眠れない朝は歪んでいる

ふと横に目を向けると空の焼酎瓶の向こうに

緑色のこの世のものとは思えない二つの眼球が

私の体に釘を刺すようにじっと見つめていた

それが蛙のぬいぐるみだと気づくのには

今日という日を一日無駄にするほどの時間を要し

秋刀魚の蒲焼の缶詰はなんと言う至福なのだろうと

何年ぶりかに訪れた感覚を噛締めながら

膨れ上がった腹を見ながら現実に戻るのだった

2007/07/13 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

女の腐った私 

突然の雨に打たれた様に女々しい声が聞きたくなった

思い立ったが吉日と電話帳から貴方の電話番号を探し出し

電話機のダイヤルをくるくるくるくると一心不乱に回したのだ

それはロシヤのバレリーナのようであり自己陶酔に陥っていると

繋がったのはなぜか中華料理屋で仕様がない食べたくもない

辛みそ坦々麺の出前を取ったのだ(その中華料理屋のおすすめらしい)

麺とスープを飢えた猫の舌で掻き込みながら再度ダイヤルを回し

やっと貴方の声が聞けると思ったのも束の間なぜか110番に繋がっていた

私は人生の罪を洗い浚い反吐の如くぶちまけた所

裁判所にお呼び出しをくらいもうしばらく貴方と電話は出来そうにない

私は女々しい声で泣いた

こんな声で泣けるのかと思った時に貴方は必要ではなかった

2007/07/12 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

天蓋は唸る 

歯に髪の毛が挟まっている

君の頭を齧ったのが功を奏したのだ

脳味噌が天空高く昇っていく高揚感と

頭蓋骨がミシミシと音を立てる焦燥感は

連日連夜の心地の良いもどかしさだ

君の脳味噌が私の脳味噌と混ざった時に

総てのDNAを否定してみたいものだ

2007/07/11 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

嘲笑う背中 

窓ガラスに映る天井は底なしの様に上が見えない

ふと後ろを振り返ると私の背中が佇んでおり

気の利いた夏の洒落だと思い込むのが精一杯

孤独を感じている現在に家畜同然の扱いをされている

私は忘れ去られた孤島の中でたまゆらに生きている

何の不満もないが私の影が私と同じ扱いなのが

国民生活センターに相談したいほどの憂鬱なのだ

2007/07/10 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

趣のある人 

生まれてくるに越した事はないが

その紅潮させた醜くも美しい体を

これ見よがしにクネクネと見せつけるのを

やめてくれないならば私にも考えがあります

全世界のネクロフィリアを撲殺します

ネクロフィリアの死体にネクロフィリアが群がり

それを撲殺すればネクロフィリアの死体がまた生まれ

永久機関に準え私は恍惚の妄想遊びに耽るのです

それが僕なりのアパルトヘイトです

2007/07/09 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

自重 

銀輪の回転が君の重さで倍になる熱帯夜の坂道

それはまるで小さな恋のメロディのトロッコだ

泡沫の様な夏の思い出をポトフに浮かべて見る物の

コンソメの香りは白濁の朝昏の空に溶け込んでしまい

猫のアイデンティティを汚す事を安らったのだ

威厳などない無答責で無慈悲なるモノトーンの雲は

「あんまり殺しちゃいけないよ」とにこやかに

そして満面の恐怖を私に与えながら忠告するのだ

あぁ、昼が来る

昼など来ないで夜が訪れて総てを闇に混ぜればいいのに

2007/07/08 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

虚ろな空を蔑ろにして 

今日は夏だったといえば嘘になる

太陽はギラギラと鱗のように輝き

雲は九州の方へ旅行に行ったまま溺死した

空のない空は嘘を塗り固めたコンクリートで

私は老婆心からか総てを赦そうと思ったのだ

日付の変わる瞬間に私は3歳だった

稚児の脳髄は世界が桃色に見える為に

私は幸福だと勘違いしてしまったのだろう

幸せの方程式は掛け算ではなく割り算なのだ

2007/07/07 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

銀河鉄道の夜 

カンパネルラが私の傍で寂しい座り方をしている

貴方の吐息が窓から漏れて雨が降ったとしても

それはすべて君の責任なのだから泣いてください

水の雫がどこからともなく降り注いできたら

貴方はここから去っていくのでしょうか?

それとも赤いコンバットナイフをちらつかせながら

スローモーションでトラウマになるのでしょうか

何があっても天の川は空を優しく抱きしめるのでしょう

流れていくのは時間だけだから汽車に身投げしましょう

すべてが赦されるのには貴方の言葉はいらない

2007/07/06 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

札幌時計台 

日付が変わっても私は無色だ

いつになれば色気づけるのかと

少々食傷気味の悩みを抱えている

時計の針は睡眠薬の効き目が

薄れながら効いていくのを

実感するかのようにチクタクと

縦横無尽にクォーツの園を

駆け巡りそれはまるで血液のようだ

私に出来る償いがあるとするならば

ヘモグロビンを無色にする事だけだ

2007/07/05 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

曇天模様の空の下 

死ぬのも生きるのも面倒だ

さじ加減を失敗したのか妙に塩っぱい日々

砂糖を入れれば中和が出来るのだろうと

今にも未知の飽和が成され様としているのだが

今日の天気は鉛色だった為に空は錆びてしまう

あぁ、これがモラトリアムかとほくそ笑むのに

全精力を使い果たす日にはさようならだ

2007/07/04 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

sleep sheep 

睡眠欲などと言うものは真昼の日光浴に溶け

私の中には最早、存在しないものだと思っていたが

最近の学説では専らシナプスが睡眠で切れた時に

更に知恵遅れになりたいと眠りを欲するらしい

挙句は自らの子供をバラバラにするビックレディの

世界にすら行きそうになってしまう

業に入っては業に従えという言葉は厳守するのが

我が家の家訓であり恥じる所なのだろう

あいつを殺しに行ってきますが反論など聞きません

2007/07/03 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

大都会浮浪者 

私からしてみれば貴方を知らない事は破滅である

貴方を知ろうとすればするほど貴方は遠くに

蜃気楼の様にゆらゆらと揺れ私を惑わせていた

摩天楼は忘れ去られた子供心を思い出させてくれる

気が触れる町並みに視線を傾ける人などいないのは

いけ好かない人権保護団体の過保護の過剰包装だ

ビルがもしケーキ屋さんならば明日のモーニングは

メープルシロップをたっぷりかけたベーコンエッグ

それも三人前と景気よくインフレーションを与え

ビルの谷間に甘ったるい匂いを糞尿の如く撒き散らし

貴方の事は甘過ぎてわからなくなるのだ

遠くにあればあるほど近いのに近くにあればあるほど

貴方の目鼻が揃う事のないスロットマシーンの日々を

どこか近い遠くで見窄らしい乞食の態で見つめている

貴方も私も乞食だったという事実は遠い昔に

気づいていたのだけども口に出さずにいたために

乞食は往々にしてすべての人だと知ったのだ

社会はいつも私に捻じ曲げた魚の骨しかくれない

2007/07/02 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

ふるん、ふるん、ふるん 

手を伸ばせばあそこまで手が届くのだろう

と思考しながら手を伸ばすのを億劫がっている

私の腕は暑さで膨れボンレスハムの様にパンパンだ

それに加え賞味期限が過ぎているので異臭を放つ

もし手を伸ばしても私の腐ったハムの手は

空中半ばで拒絶されてしまう気がすると

一丁前な言い訳だけを考えながら

曇天模様の窓の外を眺めている私は生ゴミでしかない

生ゴミは生ゴミなりに生ゴミの考えがあるのだ

2007/07/01 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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