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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

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潰れかけた顔で 

止め処なく溢れる心の汗と言う名の尿が

全身をアンモニア臭で包み込みアンニュイな気分だ

今日は久々の晴れ舞台なのだが片翼の発した一啼きが

甘い紅茶の臙脂を色を色褪せさせて震えが止まらないのだ

私が堕ちて行くとしたら翼を失くした時であると

過去に痛感しすぎて私はキチガイなのだ

私はゴミのように扱われるのには慣れているつもりだが

精神病院の鉄格子が見えのはあながち幻覚などではなく

アカシックレコードの様に未来を見据えているのかもしれない

何とも言えないモヤモヤが脳内に充満している

喩える言葉が見つからないがたとえ喩えが見つかっても

このモヤモヤは消え去る気配はなさそうなので

一人で娼婦の様に煙草を噴かして果てようと思う

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2007/10/31 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

湾曲する鼻 

自分の存在を恥ずべき物としか思えない

恥部の象徴のような私に誇りを持つとすれば

四六時中醸し出される栗の花の匂いだけだろう

全身黒尽くめの男は私の事を納豆野郎と揶揄したが

あながちそれは揶揄ではなく率直な感想でしかなく

私自身は納豆と同系列に扱われた事を救いと思い

これから始まる暮らしの中で異臭を漂わせながら

高円寺の駅前を全裸でうろつかなければならないのだ

2007/10/29 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

視線を眺める男 

眼球の中で膝を抱えて蹲っているのは私だ

目に見える眼球の中の世界しか知らない私だ

いくら視野を広げた所で眼球の中から出る事は出来ない

釈迦の掌より有限な無限の世界を一人悲観しているのは

センチメンタルな情景に酔いたいと思っているからだろうか

それともこの世界の果てに何かがあると薄々感づいているのだろうか

見えないものは盲目に信じる事しか出来ないのだ

2007/10/27 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

三色旗掲揚 

交差点で信号待ちをしていたところ

信号機が心臓発作を起こし亡くなった

最後に灯したのは赤のシグナルだ

道路は交差点を中心に大渋滞を起こし大混乱だ

タクシーの運転手は発狂し日本中の信号機を

これでもかとばかりに鉈で叩き潰して行脚した

勤続30年のタクシードライバーは

硬い枝ほど折れ易いのである

日本中の信号機が壊れたので

今日、ここから日本の時が止まるのだ

私は火事場泥棒の気分で興奮しているが

交差点を渡らないと自宅にも帰れないので

私はここで信号機とともに朽ち果てるのだろう

2007/10/23 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

スクイッドスープ 

当たり障りもなく果てることに意味があるのだろうか

傍若無人な陰部からの幽体離脱を何度となく

繰り返す悪夢の如く日付が変わる度にしてしまう

その都度、汗だくになりただでさえ醜い私は

黄色がかった白い声を出し醜態を晒してしまうのだ

部屋には猫がいるというのに私は猫になってしまう

今日の夕餉は猫のステーキと洒落てみる事にしよう

食べられ食べて食べ尽くす

卑しい典型的な日本人の私にはぴったりだ

2007/10/19 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

主従関係 

ここは本当に私の家で本当に私の部屋なのだろうか

見間違えるほどの胡散臭さを醸し出しているのは眠気だろうか

そんな目眩を万年床にバタンと殺しに入ったところで

誰かが私の後頭部をぐりぐりと踏み躙ってくるのだ

どこなのかもわからない自分の部屋で

誰とも知らない者に陵辱される午前4時に

私は水滴の如く弾け飛びピカピカとメール着信を知らせる

携帯電話の光を眺めながら今日の自分はどちらでもいいと

ただ無言の帰宅をしたいとだけ思っているのだ

私に仏陀は微笑むのか釈迦が微笑むのか閻魔が微笑むのか

それを知っているのは木星人だけなのだろう

2007/10/15 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

壊れた物=壊された物 

信号が赤の時に車の時間は止まっている

信号が青の時にも車の時間は止まっている

車は危険なので走ってはいけない法律を作るべきだ

大事な物ほど壊れやすい天地無用の長物だ

私が大事な物を失くすのはちゃんとしまってないからなのか?

否、それは危険が危険だと認識されずに世の中に存在しているからだ

なので皆さんまず私からぶっ壊してください

鉈でも斧でもバールでも使用用途を間違えていなければ何でもいいです

2007/10/11 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

擬獣法 

脱兎の如く猫が逃げている

それは果たして猫なのか兎なのか

少なくとも雀ではないだろう

なぜなら滝の様な涙で鳴いているのだ

私はそれを見ながら首を括ろうか

働こうかと迷っているのだが

私も社会から脱兎の如く逃げ出したいのだ

そしてどこかにあるであろう私を保護する

ビオトープで日がな一日光合成をしたいのだ

植物人間は種子を残さないで生きていける

それは素晴らしいことではないかと錯覚して

首を括りかけたところで精神安定剤を数十錠

ウオッカで流しこんだのだ

月明りが差していないのでいい夢を見れるだろう

2007/10/10 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

揺り篭と蜃気楼 

私は二度寝する事の素晴らしさを知っている

君の囁く声を聞きながら寝惚け眼でいる幸福を知っている

だが夢を見るということを知らないのだ

貴方の囁きが途絶えた時に見えるあの光景は夢なのだろうか

あれが夢なのだとしたら私は夢を見る事も寝る事も

知らないままの方が頭のネジが外れないで済むのだ

2007/10/08 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

早朝の笛吹き 

鏡の中からキィキィと軋む音がする

耳を塞ごうとすれば尚大きな音で軋むのだ

窓に目をやればカーテンの隙間から

目の異様に大きな褐色の子供が私を見て笑っている

目を背けようとすれば私の視界に無理に入ってくるのだ

布団を被れば猫がニャアニャアと鳴き始め

私を現実の世界に留めようと必死なので

私もニャアニャアと鳴いてみた所これが意外と楽しく

キィキィと軋む音に合わせリズミカルに

猫とニャアニャアと歌ったのだ

褐色の子供はこちらを見ていたが目が合うと

恥ずかしそうにカーテンの後ろに消えていった

私に残されたのは聴覚だけだ

明日にはそれすら残っているのか怪しい物だ

2007/10/06 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

勘違いの間違い 

昼と夜を間違えた太陽が昇っているのは誰のせいだろう

既に深夜だというのに日の光が止まらず射精をしてしまう

家族全員で射精をしてしまうこの悪夢のような白夜は

恐らく私の勘違いであると願いたい物だが

時計が嘘を吐く事は兇悪な悪意にでも満ちていない限り

有り得ない事なのだが有り得る事でもある

私には愛の言葉の変わりに蔑みの言葉でも投げかけていればよいと

教育しているのは紛れもない文部科学省なので

私は今日明日にでも世界中のチルドレンを撲殺または絞殺する

その為にも眠りは必要なのだがこの白い夜では無理そうだ

眠りの代わりに放尿でもしてこようか

2007/10/05 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

飛んで火にいる狂信者 

生きてる理由がわからないが死ぬ理由も見当たらないので

日々を悪魔崇拝主義者のしたり顔で転がしています

戯れはいつの日も凋氷画脂に疲れる原因です

もし貴方が聞く耳を持つとしたら私は粘土で出来ている貴方の

口には出せない淫猥な物を愛しています

口には出せなくても口に入れることは出来るのです

もし貴方が阿佐ヶ谷に行く事があったら私の家によってください

私の家は南古谷にありますので地図をレシートの裏に書いておきます

この地図通りに行けば極楽浄土方面へ行けるでしょう

少なくとも私は貴方よりも極楽浄土の方が近くにあるので

遠くの薔薇より近くの百合とはよく言ったもので

中途半端な位置にある蒲公英を蜥蜴の眼差しで愛でる事にします

それが甚六先生との最後の約束です

約束を破った時に私は煙の様に空気中の酸素を燃やします

虎穴に入らずんば虎児を得ずと言いますが虎より猫の方が愛らしいと

貴方はおっしゃりましたが私はその件を違憲として訴えることにします

反論は椅子の軋む音だけでよろしいですか?

2007/10/04 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

覆面 

日々が液状化してきている

今日も私の顔ではない顔が私の上っ面に張り付き

私の表情ではない表情をそこら中に靡かせて

そして困窮の時には顔は剥れ空中を

ひらひらと舞ったかと思えばくるりと悪戯な宙返りを

見せつけながら不敵な笑みで去っていくのだ

その時の私の本当の顔は半笑いで半泣きの五分五分の

複雑で織物の様に幾重にも重なった表情だった

これで二十五日連続だと思うと感情のインフレが収まらない

明日も頭の中で誰を殺そうか誰を強姦しようかと考え

陰鬱としながら日常を繰り返す事にする

2007/10/03 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

センチメンタルアーミー 

階段を一個小隊が登ってくる音がする

リズミカルに妙に足踏みを揃え私を包囲する

ドアを開けてはならない

開ければそこに丸々と肥えた軍人が待っている

私の肛門は外人のように綺麗ではありませんよと

ラバウルに向かって叫ぶ今日の朝を眺め

スケッチブックに描いたのは密林の猫と雀だ

思い返せば私は横浜に住んでいた気がする

いくら耳を塞ぎ現実逃避をしても

今日を進軍ラッパの音を聞きながら闊歩しなければ

老いさらばえて老醜を晒す私に明日は無いのだ

2007/10/02 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

秋眠、暁を覚えず 

パチンと指を鳴らせば天井から巨大な足が下りて来て

私をゴキブリの様に踏み潰すのだろう

私が足を伸ばせば猫の背中を蹴ってしまったので

これは猫の恩返しという精神的なパラドックスなのだろう

猫の背中は広く無限である故に私は孤独なのだろう

猫と私しかいない孤独な空間は

猫は猫で存在していて私は私で存在しているので

幾分かの集団存在意識を持っておっとりとした方が

精神衛生上に猛毒という名の薬になり

毒を食らわば皿までと有田焼の皿を食べる毎日に向けて

恍惚とした表情でこの眠りを続けるのべきなのだ

2007/10/01 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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