イッパイアッテナ
気が狂いそうだと思っている私は既に気狂いだ
甲冑を着込んでベースギターを振り回しているのは
私の嵐の様に吹き荒れるセンチメンタルの現れであり
現実問題としてメガネをかけた所で視力が悪いのだ
見える物だけを信じればいいのだろうが
私のメガネは曇っているので総ての霞を信じればいいのか?
チンパンジーの群れだと思っていた私の家族は人間だった
では人間の群れだと思っていた人々はチンパンジーなのか?
疑問符はいつでも打つことが出来るのだ
どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。
気が狂いそうだと思っている私は既に気狂いだ
甲冑を着込んでベースギターを振り回しているのは
私の嵐の様に吹き荒れるセンチメンタルの現れであり
現実問題としてメガネをかけた所で視力が悪いのだ
見える物だけを信じればいいのだろうが
私のメガネは曇っているので総ての霞を信じればいいのか?
チンパンジーの群れだと思っていた私の家族は人間だった
では人間の群れだと思っていた人々はチンパンジーなのか?
疑問符はいつでも打つことが出来るのだ
リーゼントを探しに中野まで行こうとしたのですか
財布の中身は岩槻に行けと言っています
麻婆豆腐はゲロだから飲み物だと言い放った人の様に
気高く凛として咲けと叫んでいるのが聞こえたのは
たしか2日程前だったので私はすっかり忘れていて
結局の所は鳩のマークの引越し社でいいと
自己暗示をかけた所ピストン運動が止まりません
窓ガラスの翁やスタンド使いのせいで私は潰れます
さっきから家中に知らない人がいるのですが
彼らはぬらりひょんでしょうか?大田光でしょうか?
大豆が転がっているのはベースギターの歪みのせいだ
世界が歪み、歪み、捻れていくのは重低音の隙間に
ピーナッツの欠片が挟まり取れなくなってしまったせいだ
卵は転がらずに浮かび潜水艦は閉経してしまったので
黄色い子犬を蹴り飛ばす夢を見ることにしたのだが
私は貴方を30度の角度で見つめ続けます
たとえ世界が回るポンデライオンだとしても
ベルトコンベアーの前ですら私は働いてないのだと
すべては機械による労働なのだと山里亮太に言われたのだが
案外それは間違いではなく我々は人工機械なのではないかと
星新一の残した負の遺産を北海道、千葉、沖縄とぶん投げていた
一杯の掛蕎麦のせいで体が火照ってしょうがないので
蕎麦湯に使ってみたのだが悪魔の顔が浮かんだので今日は祭日です
猫が一匹死んでいるのを見て悲しむ所か
勃起してしまった私に許される日は来るのか
いつまでもキチガイのまま生きる屍でいるよりも
総てを貴方にあげて埼京線の踏み切りで睡眠薬を
貪り食らうように飲み眠るのもまた乙な物だと
考えてしまうよりは鼻の穴にシャーペンでも刺して
道化を演じていた方がいいのだが遅かれ早かれ
未来の言葉は既に近くで囁いているのだ
煙は何処へでもたなびける様に私も風に吹かれたい
立位体前屈をしたくなる日々に勿怪の箱を買ったのは
心に蜜を浸す様な癒しだと自己陶酔していたのだが
何もそれが脳味噌が回転する日だったのが大きな間違いだ
盗賊にしてやられたのだと詭弁を吐いてみる物の
現実は吉田戦車の狡猾なスパイにしてやられたのだ
消え去りたいと願っているが消え去れずに
体が半分消えてしまうのが怖くて仕方がないので
貴方に臆していると言いながら自慰をしますが
問題がありましたら119番に電話をしてください
小さな星を探しに世界中を行脚したのですか
私の貴方はどこで蹲っているのかと振り返った所
10tトラックに轢かれましたので骨がしゃぶれました
これが巷で噂のデジャヴュというものなのだなと
ギターをポロンポロンと鳴らしてみたのですが
それ自身、自分を慰めている以外に言い訳ができません
黄色い潜水艦は関東平野に沈めばいいと思うのです
そういえば盲目になりましたので哀れんでください
ハローワークの行列が長くてイライラしている日々に
ほんの一滴のキチガイ水を穿つ様に放出したのです
私は貴方を疑ってしまったのですが
貴方は私を疑っているのであると
自己弁護に余念がない所を見ると今日という日は
日本新記録が出ただけの祝うべきでもなんでもない
ただの日曜日だったのだなと傾斜を転がります
私はテレヴィジョンの中にさえヴィジョンを持たない
浅学非才な馬鹿だったのだなとデュエットソングに思い
これはいけないと自分らしさを探してみるのですが
見つかったのは白髪だけでした
どこかに私を落とした気がするのだが
それが何処かと聞かれれば戸田公園としか言いようがなく
流れ作業と共に私を流してしまった気がしてならないのだ
寝ようとすれば心臓をハンマーで潰されるので
現実を見つめながらの寝れない日々が続いている
電気で動く売女は私にはそぐわないかと思ったのだが
最後の最後に電池が爆発する時はフラストレーションだった
どこからともなく流れてくる雅楽を聴きながら
3万円の使い道を考えた挙句、朝鮮に送金してしまったのだ
ドラムセットを叩き壊そうとしてもスティックがない生活
粘土の人形をぶん回せば光線が出る裕福な生活
まさにそれはミラクルでしかない
人形が踊りすぎているのだが私は踊れはしないので
薬指を咥えて下北沢を闊歩したのだ
唐辛子は赤いのになぜ私は赤いのかを考えた時
ドップラー効果による物だと理解した
愛の疾走は私の陰部を包み込んでくれたので
いつしか私も先走り汁を走らせたいと切に願うのだ
それは徒競走の始まりだからか?