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キャンドル・キャンドル

年を一つ取れば何かを失うと幼少の頃に教わり

まさかそんな馬鹿げた事はないと確信していたが

今年の聖人生誕祭に夢現に思った事は

秋葉原にキチガイが独り遊びに行ったのだ

誰かが遊んであげたので誰かが死んだ

ただそれだけのことで誰も悪くない

キチガイも殺された人も悪くない

ただ誰かを悪人としなければならないとすれば

私が三国一の極悪人であると言う事だ

悪は悪らしくタバコを吹かしながら酒を飲み

ブリティッシュなrock 'n' rollを聞くことにする

それが私に出来る精一杯の反骨精神なのだ

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さようなら

暗闇の中、猫が私を睨み付けニャアと鳴いたので

私は消え去る事を月光に誓ったのだ

鳥はいくら吼えても鳥でしかなく犬にはなれない

それと同じように私が何をしようと私でしかなく

狂戦士の如き青春にピリオドを打つ理由に持ってこいなのだ

既に私の脳味噌は去っているので今度は体が去る番だ

脳味噌のない人間は東京駅にoptiで突っ込もうとも

可とされ罰せられる事はないと確信した今、行動に移すしかない

片手にピストルを持ち片手にフォークを持ち踊り狂う事にする

私は選ばれた人間なのは糞の様な皆々様のおかげです

円盤皇女

この蒸し暑い梅雨を作った神は火炙りになればいい

そして風呂の薪となり私に掻かせた汗をスッキリとさせ

神としての責任である人類の幸せを追求するのだ

と、暑さで頭が可笑しくなりながら風呂に入ろうと

風呂場へ行き風呂桶の蓋を外してみたところ

風呂桶の中には堕胎の胎児がぎっしりと詰まっていたので

これが神の答えかと思うと笑いが止まらなくなり

あぁ、これが梅雨前線なのだなと妙に納得してしまったのだ

夏の王様

私は独りだと言い訳をしながら

言い訳の様にキチガイだった時代があったが

今日も今日とてベースギターを奏でながら

生きているのは私はキチガイだからと言い訳をしていたのだ

そもそも発端は東京三菱UFJ銀行の体たらくにあったわけで

決して私がエビスジーンズすら履けない知恵遅れだからではない

バスが来ないのは貴方が総理大臣を過信しすぎたせいだ

風呂がぬるいのは竹中直人のゲイの様な笑い方のせいだ

テレビがつまらないのは聖徳太子の下衆な性癖のせいだ

全てが私のせいではないと確信した時私は許されない存在になった

言い換えるならば神になったのだった

三匹の猫

気づけば私は家の前の道路でピエロと大縄跳びをしていた

なぜこんな事をしているのか記憶がないがとても楽しかったのだ

何処からともなく流れてくる夕焼け小焼けの音楽と共に

ピエロはテントへとパレードをしながら帰っていった

私は疲れたので横になろうと家へ入るとそこには私の飼い猫が

ニャアとか細い声で一鳴きし私の帰りを迎えてくれた

猫に赤ちゃん言葉で話しかけながら部屋へ入ると部屋の中には

もう一匹の飼い猫がニャアとか細い声で迎え入れてくれた

しかし私の飼っている猫は一匹のはずなのだ

この双子かクローンかという私の二匹の飼い猫のどちらかは偽者か?

どちらにしろ私には二匹の猫を飼う余裕はないので

一匹の猫を愛媛みかんのダンボールに入れ捨てに

人気のない神社に来たのだがそこには既に私の飼い猫が

心無い中学生の仕業だろうか全身に傷を負い血塗れで死んでいた

虚けの私にもこれは夢だとわかった時、猫はオカリナを吹いていた

青と白のストライプ

白い壁に6つの窓があり青空が覗いていたのだが

すべての窓を閉め切って真っ白の部屋にした

ここは部屋ではなくサイコロの中であると

自分自身をチンチロリンと回してみるのだが

頭の中では回っているのに実際は回れないのだ

このもどかしさをペットボトルロケットに積み

青空の彼方へ発射したいのだがこの部屋には

既に青空は消え去り雲の如く白い壁だけがあるのだ

私は孤独こそ楽園だと再感しながら眠りにつくだった

UGA

この密室で行われた背徳の行為のせいで

私の股間はスタンドアップを繰り返している

私が創価学会員ならば幸せになれたのではと

今から満更でもない事を考えてしまうのは

それが逆転の発想だと気取っているからなのだ

ペニスから出るカルピスは苦いが

ダイエットカルピスは不味い

つまりは世界が白濁とした肥溜めなのだ

羞恥心を知らない馬鹿ほど滑稽なものなのだ

私は三千世界で煙草をプカプカとするだけだ

トイレの夜食

町の中身は皆、ロボットだと気づいた時に

掌握された世界の広さを深々と胸に感じだのだ

ロボットと言っても色々なロボットがいるのだが

町の中身は皆、アポロダイAなのだ

使用済みナプキンを好む変態がいるように

汚れきったこの世界を愛する変態もいるのだろうか?

結論は竹輪とマヨネーズの愛称は抜群と言う事だ

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