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フィジカル・ネガティブ

熱のある朝は24時間でも寝れるという信条の元に

眠りに眠った至福の時間は15時間と短かったが

朝になっても熱が下がっていなかったので

行きたくも無い種蒔きに行かずに済んだと

嬉々としていたのだがよくよく考えれば

風邪を引いたということは不幸な事であると

ネカティブに不幸のヒロインを演じてみようと思い

まずはリストカットからはじめてみる事にした

「便器に浮かぶのは首の無い子猫ちゃんと

 頭には避雷針が刺さった子犬ちゃん

 私の頭からは煙突が生えてるのよ

 覗いてみれば中には緑色の赤ん坊がいるわ」

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阿吽の回転

海鳥が一匹空中をくるりと回った

待ち合わせの時間を回った事に私は気づいた

そして電子部品はどこにあるのか探し回った挙句

ヴァーチャルな兎となってピョンピョン跳ね回った

そして酒も回り頭の痛い深夜と早朝の間に思うのは

回転木馬は三角木馬の夢を見るか?という事である

笑いの形而上学

思えば独りになってから孤独を感じなくなった

それは周りに水子が増えたのだと思い空中にキスをした

三分の一の劣情の感情はペドフィリアのネクロフィリアだ

子供踊りの為にギターを弾くのも楽しくなってきたのだ

人生が充実している今は孤独を楽しみ

秋の暮れに人いきれに手首を切り自殺しようとまで思う

黒船は沈没する、ならば私も沈没したいと思ったのだ

モニターに移る私の先輩は敬う所など一つも無い

私はゴミなど意識せずに貴方方を意識したいのだ

貴方方の声だけを聞きマスメディアの声を遮断したい

その為に私は人生を終わりにしようと決意したのだ

だがその為には貴方方の声が足りない

貴方方の声がホール中に響く夜

遺書に貴方方のせいだと書いて自殺をします

埼玉に竜巻が発生したら私が起したのだと思ってください

終いの姉妹

連戦の向き合いが終わってしまったのだ

今日という日は再びテレヴィジョンの神様の

ケツの穴を舐める指令を受けたのだ

それならばと池田大作のケツマンコを舐めたいと

曇天模様の空に声も荒げてしまうのだ

私は商業主義を泣きたいのだがここで泣けば

しっぺ返しは味付け卵のラーメンが尻穴に入ってしまう

私は人生をぶん投げてしまいたくもなったが

敗者の背中に塗るのはケチャップかマヨネーズだ

腐った卵の臭いは全世界に広がっていく

雷門

浅草の町は憎たらしい事に晴天なのだ

これに憤慨しない事には私のアイデンティティは

白砂の城の様に灰燼に帰してしまうのだが

私の行き止まりは浅草だったと一人で太鼓を叩くのだ

全ての人間は時間にルーズなので女子高生と性交をして

エイズなりエボラ熱なり大病に罹り死んでしまえばいい

そんなことを思っていれば動き回る私は汗に塗れしまった

そういえば私はいつの間に眠ったのだろう

朝起きれば脛毛が総て燃えていた

そういう日も浅草にはあるのだろう

キチガイ水

今日は水が畝っていないので飛び込んでも大丈夫だと

黄金の枝豆に跨り飛び込んだのはいいのだが

いつの間に私は居酒屋から屋形船に移動したのだ?

思えば記憶という物は一握の砂の如く儚い物で

粘土の様に元の形を思い出せない物なのだ

一つ解る事は私は高崎線に乗り帰って来たという事

そして貴女は毎日オナニーをするという事だけだ

頭の中で銅鑼が鳴り響いているのは貴方方のせいだ

週刊実話

私の投げる剛速球は同級生には評判なのだが

一般人には打てない気がして不安の種なのだ

十年後二十年後もこのままでいるのだろうか?

媚びた所で私が頂点に行けないのは知っている

ならば媚びずの反骨精神で蕎麦を啜るのだ

私が欲情したのは小さな子供だと嘯き

私が欲情したのは実の母親だと嘯き

自分自身を貶めミーハーな貴女には嫌われたいのだ

マリリン・マンソンNo.1

私の中のテレヴィジョンの神様はすで自殺しているというのに

貴方はまだ私にそれを崇拝しろと強要するのですか?

自殺するべきは貴方なのだと声を荒げたい気分だ

私を生かしてくれるのか?殺してくれるのか?

私は丁稚奉公ではない、アイディンティティを持っている

貴方は自殺するべきだと私は思っているのですが

ヘクトパスカルは死なないでください

もしヘクトパスカルが死ぬような事があれば私も後を追います

私から逃げられると思うなと声を荒げ余す

ゴリラの交尾

今日に限っていい天気が降り注いでいるのは貴女のせいだ

いつまでもここに広がっている青空を眺めてるわけにはいかない

高崎線に乗ったアザラシの兄弟は丸まっていたのだ

それは寒さから来る物であり私は直立不動の構えだったのだ

いつの間にか数年ぶりに会う友人は変わった所すら見せず

いつまでもこのまま時間が狂えばいいなと叫んだのだ

驚いたのはピンクのフラミンゴやシマ模様の馬だったのだが

私は赤ん坊を百獣の王に食べさせたいなとずっと思っていた

それは私が幼稚で残虐な心を持った子供のままだという錯覚を

明後日の方向にマヨネーズのツチノコが見えたからなのだ

パンダはどこだ?と尋ねた私は闇の中だという答えを待っていた

木村カエラの妹

電車に運ばれているのは私ではなく私の脱殻だ

脱皮した私は千川で狂人のフリをしたのだ

選ばれしエリートになれるのではないかと

嬉々として肩と肘を血塗れにしていたのは

カラフルなシャツが赤く染まるのを懼れたからだ

躍動するパッションはすべての猿に感謝しろと

私のフラッペをペェロペェロと舐めているのだが

ブログに載せられた人形の写真に欲情する猿の

生爪を剥ぎ血を抜き良い子良い子してあげたいので

今日のところは蛸坊主たちに感謝の意を払い

ここに引っぺがした皮膚を貼っておくので

ご自由にお持ち帰りくださいと叫んだのだった

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