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猟奇が街にやってくる

私のリビドーはどこかで溢れ出して大火事を起している

横浜の小火もそれが原因で私はアイヤアイヤと踊ったのだ

私の踊りは未だにややこ踊りのステテコダンスだ

だか私はステテコを掃いていないが為に漏れるのは失笑だ

いつの間にか日付も変わっていたのだが私の口から樹液が出て

愚痴を水道の蛇口の如く駄々漏れにしていた為に電話に怯え

いつの間にやら微睡ろんだ夜に月が微笑んでいたのだ

私の繰り返すチョッパースラップは三味線のリズムで

久々の有意義な時間をどぶ川で汚しているのだ

それは私が貝になりたくて鮑と赤貝を揉みしだいたからだろう

私の中にルサンチマンという言葉は未だに見つかっていない

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今、蕩けていますよ

窓の外の景色はスパゲティ化現象を起こし

空も飛べるはずと勘違いしていた私は

11月のくれに降り注ぐ寝不足の雨に

今日が過ぎ去ってしまった事にも気付かず

アメリカ被れのブレイクファーストをぶち壊し

奇術師の黙ってしまう下町の艦隊に

今まで感じた事のない寒さが咲き乱れ

頭を重くして知恵遅れの相手をしています

今がいったい何日で何曜日なのかわからず

床に光が反射し放射状に広がっていて

これはこれで気持ちの良いノイズが流れ

時間はこんな物だったのかと砂時計の

砂を嘗め回している浅草の小汚いビルは

今日も僕だけを置き去りにして眠ります

いつがいつでどこがどこなんですか?

私に言えることはただ一言です

「おやすみなさい」

斉藤さん

私の背中にいるインディアンの魂は

チベットから来た魂であって決して

南米やましてや貴様らのような

民度の知れる土人の国から来た物ではない

悔やまれるのは土人に耳打ちをされた時に

うふふふとにやけてしまった事だ

新宿の居酒屋には不思議な力が溢れていて

人生で何番目だろうと思えるくらい

自分自身の箍を外し明るい自分を演じれた

これは恥ずべき事なのか喜ぶべき事なのか

どちらにしろBirthdayはBerryTropicalなのだ

サルトル・マルクス

朝の次に夜が来るという時間の捻れを感じた時

私の右側から携帯電話が出てきたのだった

夜はいつなのだろうと考えた事はあるだろうか?

一瞬の朝の次は永遠の夜が来ると思っていたのは

冬の毛布の暖かさと尿意のコントラストだ

ドラッグでも決めないといけない私の体は

朝にも夜にも起きれずに全ての灰色が私を覆い

色キチガイであった時の私の肩を滑り落ちていくのだ

このもどかしい感情を誰かに伝えたいのだが

私の側からは全ての人が去っていったのだ

なので私は真っ暗闇の中で白い壁にひたすらと

私の生い立ちをマシンガントークで語っているのだ

ねむい・ねむい・めまい

日々に疑問を持たずに生きているのは疲れる事だ

流れていく時を下水の様にしか感じれない下卑た生き方

そんな日々を打ち砕くカンフル剤には笑顔になれる薬が

私には必要なのだが処方箋は誰も書いてくれないのだ

今もエレキギターの音で誤魔化しつつあるが実は既に

限界は直ぐ其処まで近づいていていつでも死ねるのだ

私が死んでしまったら私の体を煎じて薬にして貰いたいのだが

薬剤師とはヤクザな職業なので小指を詰められてしまう

そうなっては真の効果を発揮する前に私は黴てしまう

どうすればいいのかと古臭いリズムで頭の中は既に爆発しました

明日は弾け飛べないかもしれないがそれは童貞達のせいなので

世の女性たちは性交を沢山して童貞をこの世から殲滅してください

それは全人類と公明党の精一杯のお願いです

野比のび助

三往復しても通り過ぎてしまうのはいつの日の思い出だろう?

あれは確か四季のうちのどれかだったとは記憶しているが

今思えばどれでもなかったのかもしれないと疑心暗鬼だ

今は半身不随だが昔は五体満足の脳天気な脱穀米だった

それとも私は気づいてないだけであの頃から無洗米なのか?

独りで啜るとんこつラーメンは財布から転げだした100円玉だ

愛しの人に会えないのは私が腐り腐った大便野朗だからだ

独り言を呟く西武新宿線の中は暖房が効いていないので

私の精神はまだ精神病院の中に置き去りなのだろう

夢は夜ひらく

寝ようと思っていたのに私はなぜ此処にいるのだろう?

此処でいくら喋ろうとしても無駄だという事はわかっているのだ

背中からどんどんと言葉が剥がれ落ちて行き宙返りを繰り返し

翻った金色の鬣に意味を求めようとばかりしている

剥がれ落ちた言葉などに意味はないのだ

それでも私はどこまでも自閉探索に伸びていくのだ

思えばここ最近、私は夜を感じていないのだ

あの孤独に打ちひしがれる時間程に言葉草の育つ時間はないのだ

私は光合成の出来ないミトコンドリアになってしまったのだ

それは悲観する事でもあるが自分を偽る前に

本当の自分が見つからなくなっているので

空中に投げ出された文字を拾い自分の名前を作ろうとしている

私の名前はなんだったのだろうか?名前すら咲かないのだ

これはもう死ぬべきだと思ったのだが屍蝋化死体は既に緑なのだ

始発電車

電車の扉が開くと共に音楽は消え去りました

そして扉の閉まる音が消え去ると共に

全ての音が消え去り無音の深夜4時が生まれました

私は産声を上げたかったのですが粋ではないと思い

目の前にある三角州をただひたすら眺めていたのです

貴女が消え去ると共に電車が消え去って

私が一人だけでこの線路の上を走っていました

消えるのは私だけでいいのに全てが消え去っていって

私だけが何も無い真っ白い平面の上をただ滑っているのは

滑稽ながら11月の冷たい風は気持ちがいいなと

私もさよならを貴女に言いたいのですがもうさよならです

さようなら

ハッピーターン

思えば眠らない街を眠らせたのは私かもしれません

埼京線すら走っていない新宿で貴女の振りをして

貴方に執拗にメールを送りつけたのは私です

貴女が阿婆擦れの売女だからいけないんです

虹の黄昏すら見ることの出来ない私は

少ない脳を振り絞ってぶどうカルピスを飲みながら

ニコニコとキーボードを連打するしかなかったのです

だからあのラーメンは辛かったのかもしれません

あぁ、私の腕の中には傘がないのでした

私は鹹い人生を送っているのだなと始発に乗るのが関の山です

猥褻物陳列罪

ショーウィンドウに並んだペニスは私の物ではないです

私のペニスは包茎のポークヴィッツの様なペニスです

私は私のペニスに劣情を催していたのですが

気がつけばそこは海の見える街でした

これは箒に跨り鯡の包み焼きを届けなければと

焦った結果が長靴一杯の経血の嘔吐でした

私に資格など無いのだと中央線に飛び込もうと思ったのは

気の誤りだったと神田に着いた時に気づきました

そう、私はフライングチキン野朗だったのです

ディストーションを効かせないと私は誤魔化せないのです

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