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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

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花散らしの雨 

酒臭い息をパンパンに詰めた電車は

午前0時の帳を突き破っていった

刹那に私の携帯電話は鳴り響き

期待しないでよかったと嘘を吐いた

電車の中で私は顔のない顔をして

リュックサックの隙間に見える

眼鏡面のサラリーマンの顔を見て

あいつはこうなるのかと思うと

怒りにも似た滞りを煮詰めたのだ

思えば私の背中は裂けているし

そこから漏れる臭気は貴方を不快にさせ

私の精神は貴方にはじゃじゃ馬過ぎたと

自分自身を否定しながら雨の新宿を

2錠の精神安定剤目当てで走ったのだ

私はサラリーマンになれないのを知っている

貴方が真面目に生きれるのを知っている

空調の音に自分の意識がフラッと混ざった時

それでいいのだと酔っ払いが呟いたのだった

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2009/01/30 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

ホープ・ホープ・ホープ 

私の手は電車の中で震えていた

ただ嬉し泣きをする練習だけをしていた

帰ってくるのは赤紙だとわかっていながら

私は帰ってきてもただギターを弾いた

私はここで人生を終わらせる覚悟も出来た

だがしかし隣の部屋のテレヴィジョンは

大きな声でダラダラと喋っていて

私は寝るに寝れなかったので

眼鏡屋の店員を連れてきた所

それが幻聴だとわかり午前5時のビールを

小便に様に浴び川越線の中で吠えていたのだった

2009/01/29 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

シャッターチャンスは逃げていく 

私の右側には何かあったのだろうかと考えれば

金色の大学生が立っていた覚えがある

その前には橙色の中学生も立っていたし

最近では眼鏡の芋が立っていた覚えもある

私から逃げていったのはそれだけではない

私は数多くの者を失い失い生きてきたのだが

武器を取られた兵士は生きながらえることが出来るのか

私の力とはずるさでありずるさを失い真正面から

ブツカリ稽古をしていっても倒れる大木は無く

私は貴女の笑い声を聞く自信がまったくないのだ

こうなれば半身不随の私に半身不随の貴方を寄り添わせ

ひとつの人間になりたいとそう考えたのだが

私は如何せん、貴方を好きになる自信はこれもまた

まったくといっていいほど無いのだ

私に自信などあった例がない

だから私はナチスドイツに亡命するのだ

2009/01/25 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

地下鉄副都心線 

三万光年の向こうには何万光年が待っているのか

それだけを確かめてくて私は言葉を繰り返す

ただここに立っているだけでも言葉はやってくるのに

それから逃げるように山手線のホームを行ったり来たり

スピードを置き去りにした列車が私を見ている

檻の中のライオンを思い出しているのは私だけではない

リュウグウノツカイの瞳をいつの日か見たのだが

それに比べれば私の瞳は罅割れて濁っている

それだけなら救い様は三十個はあったはずなのだが

セントルイスに生きている私はここに生きている

それだけで世の中を汚くする害悪なのだと

黄色い線の外側の線路を見つめながら思ったのだが

私には飛び込む勇気もなく日々はマシュマロに溶けてくのだ

2009/01/23 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

トンダ 

私は眠れずに此処に立っているのではない

私は眠らずに此処に立っているのではない

どういうわけか意識だけはエウロパの回りを廻っていて

それがただいま戻りましたと報告するまでの30時間を

有意義且つエレガント且つ悪趣味に世界を蹴っ飛ばしている

貴方ははっきりするから私もきっぱりするんだと

出来もしないことを吼える私はなんなんだ?

犬だとしたら足が多すぎるし猫だとしたら目が少なすぎる

ムカデだとしたらお腹は空かないしヤスデだとすればそれもまた乙である

つまり私は時間を無駄にしている事に早く気付かないと熔けてしまう

その為にも私はエンデバーに乗り込み大爆発をしたい

黒人大統領は暗殺された方が世間は面白おかしくなるだろうと思う

ファミレスで吼えた事と神社で吼えた事を頭の中で天秤にかけ

これぞパラドックスと微笑むくらいしか私には脳味噌がないのだ

2009/01/21 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

国営放送 

私は渋谷で大熊猫を見るお客さんを見ました

そのお客さんたちは硝子戸の中でただただ微笑んでいました

それを見た私はあの大熊猫が私の前世と同じ時に

生まれてきた明治大学生だと信じられなかったのです

私がここまで成長したというのにあの大熊猫は

私より成長していたはずなのに私も手を伸ばせばいけそうな

そんな世界にふらふらと海月の様に漂っていたのです

私は30時間かけてこの世界に生まれて良かったと思うのと同時に

思っているだけで私はあそこに行けない事を知っていました

なのでいつの日か小林よしのりをレイプしたいと思います

2009/01/18 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

葡萄弾カタパルト 

夢遊病者の霊が浮遊霊となって全国を行脚しています

そうなってしまった今、私は煙を吐き出す事しかできず

自分の知っていた事を知らなかったかの様に嘯き

口実だけはどうにかしようと一丁前の詐欺師です

珈琲を飲む貴方は暗すぎるので私も暗くなります

珈琲の黒さと私の浅黒さも相成って新宿は今日も黒いです

5時間は立ったと思えば時間しか経っていないこの歯痒さ

私は川越線の車内で一人眠っていたのですがこれも狸寝入りです

今日こそはと思っていたのにペンを走らせずにマスばかり掻いています

これは今日の結果は散々なのだろうと思っているからでもあるのですが

貴女のその態度のせいでもあると思っていてくれても結構です

2009/01/15 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

マンボウのジレンマ 

私は三畳ほどの部屋で暮らしている

夜が明ければここには居なくなるわけだか

私の存在はもしかすれば此処でしか

存在できないものだとすれば此処から出た私は

煙の様にスーッと消えてしまうのだろうか?

蝋の様にトロッと溶けてしまううだろうか?

闇の様にジワッと馴染んでいくのだろうか?

どれをとって見ても此処から消えた私は

皆さんは覚えていることはできないと思うので

私が消えてしまう瞬間を携帯電話の動画で

撮影してくれと男に頼んだ所、男はキチガイで

私の愛くるしい携帯電話を食べてしまいました

この夢はいつまで続くのだろうと夕方から

ずっと私はキーボードを連打しているので

この私の指は今にも捥げてしまいそうです

指がなくなっても私は消えてしまうので

何一つ問題はないのですがただ一つだけ

「皆さんはいつ消えてこっちにくるのか?」と

そんな疑問だけが空中に投げ出されました

2009/01/13 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

エジプトの夢 

63枚もあるカードを使っているのは何故だ?

4枚しかないカードを使うべきなのではないか?

四足のロボットから逃げた私は青い行き止りだ

何故あの記憶がここまで続いているのか解らないが

クレオパトラはマイケル・ジャクソンだったのだ

私はドラゴンクエストの物語を思い出しながら

ピラミッドの聳え立つ夜の中野を歩いたのだった

皇女が見たあの盗賊は誰だったのだが教えて欲しい

あの厭らしい牧師は蛇だったのはわかるのだが

この全ては何を暗示しているのかと考えれば

心臓がズキズキしてくる流れ星なのだろう

2009/01/12 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

六杯のカルピス 

果物籠に浅学非才の私は居てはいけないのだ

私のエチレンガスで全ての果物が腐ってしまう

蕩け出すのが線路の上でなかったのを

神に今、大いに放屁しながら感謝している

なぜなら夜から朝までは半年前の蜃気楼が見えて

こうなると私もヒララヒララと飛んで行くしかないのだ

頭痛は頭をカチ割ったのだが生きているのが不思議だ

それこそアバンギャルドとしか言いようのない偕楽園だ

2009/01/11 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

忘れ去られた傘 

午前三時の新宿はこれでもかと臆病風を吹かせ

耐え切れない私は煮え切らない部屋で無駄な時間を

ワウギターの音色にあわせて過ごしたのだった

山手線はいつもの人間を丸裸にした物が乗っていて

埼京線に乗り換えてもそれは相も変わらず

赤羽で奇跡は乗り込んでこなかったのだった

そして偶然も私の味方をしてくれないという悲惨な

始発電車で私は意味もなく泣き出しそうになったのだ

その時、偶然聞こえた風の音は私を嘲る笑い声だった

私は臓物をぶち撒けたい気持ちを堪えるのに必死だった

だが駅を出れば高揚とした気分でいたのはなぜだろう?

女心と秋の空、そして私の心と自慰ティッシュという事か?

2009/01/09 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

睡眠ハルシオン 

糞っ垂れの世界の為に終わらない歌を歌うのか?

新宿の3番と36番の部屋で眠ったのだが

私は一人ぼっちなのだと魚編に思ったのだ

眠りにつけば眠りにつけなくなるのは当たり前で

全てのVTRには人が写っているのを嘆き

こま切れにして繋いでくるくるくると回ったのだ

そうすれば見えてくるのは江古田の一人暮らしだ

影から見れば光も見えるのだと前田愛は教えてくれた

その教えを旨にこめて私は個室でオナニーをしたのだ

あぁ、明日には私は狂って死ねばいいのにと切に思う

2009/01/08 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

タッタッタッ 

渋谷を走っているのは誰だ

原宿を走っているのは誰だ

新宿で眠っていたのは誰だ

私はといえば韓国人に成りたがっていたのだが

地下道を駆け抜けた時に落とした緑の欠片は

確実に私の寿命を二十八年は縮めているのだ

ビデオカメラに写った高速移動天体を見たか?

思うに全ての牛は安楽死されて叱るべきなのだ

2009/01/06 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

 

無数に巻きつけられた紙を見てしまった私は

あの達磨の眼差しから逃れられないのだと嘆いている

享年は貴方がいたというのに今の私はマザコンだ

青春を盾に全てを乗っ取ろうと私が目論むと

貴方は何気なくさり気ない顔でニヤニヤとしたのだ

あの顔が脳裏に焼きついてしまった私は

寝ようとすれば歯茎から腕が生えてきてしまって

あった筈の腕は溶けたプラスティックになってしまった

耳からは腕が生え、鼻からは胴体が生えた

眼には見知らぬ女性が生えてきたのだが

私は眼を背ける事は出来ないのだと定食を食べたのだった

2009/01/05 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

予定表 

32年の長きに亙ってお伝えしてきた私の人生も

今年で終わるのかと思えばホッとするのだが

見せ掛けの出来るインテリを演じたとの私は

十字架を背負わなければいけないとシコシコと

終わる当てもない編集作業を繰り返している

あぁ、私はなんてぬめぬめした人間なんだろう

これからの私は至極、普通の人生を歩むのだ

決して警察に捕まったりはしない波乱万丈な

アウトロースター気取りの人生を送るのだ

そのために今、私はコカインを吸っている

明日にはヘロイン、明後日にはLSD

来年の今頃には阿片窟で死んだ魚の目をしている予定だ

2009/01/03 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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