溶けたアイス
そういえばどこにこの家の鍵が在るというのだろうか?
私はこの家に入った事も無ければ出た事も無い
ただ眼精疲労と歯痛で翻筋斗打っているだけの麻薬中毒者だ
パソコンの無い生活を送っていれば今頃ヒロポン中毒だ
ななめから降り注ぐ朝の日差しは私の耳たぶを熱くし
目が覚めれば夜の7時をくるくるりと回っていたのだ
テレヴィジョンが見れない荒唐無稽な私には
テレヴィジョンの荒唐無稽な神様は降りてこないのだ
どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。
そういえばどこにこの家の鍵が在るというのだろうか?
私はこの家に入った事も無ければ出た事も無い
ただ眼精疲労と歯痛で翻筋斗打っているだけの麻薬中毒者だ
パソコンの無い生活を送っていれば今頃ヒロポン中毒だ
ななめから降り注ぐ朝の日差しは私の耳たぶを熱くし
目が覚めれば夜の7時をくるくるりと回っていたのだ
テレヴィジョンが見れない荒唐無稽な私には
テレヴィジョンの荒唐無稽な神様は降りてこないのだ
新しく住んだこの家には天井が無い
代わりにベッドが浮かんでいて
眠る時は空を仰げるのだ
しかもこの家には壁が無い
どこまでも続く地平線を眺めながら
夜には浮かぶベッドで眠るのだ
たとえそれが大雪や台風であってもだ
あぁこの家ともお別れなのかと日課の自慰も忘れ
気付けばベースギターを掻き鳴らしながら歌っている
砂を忘れたトイレでは君のドアを叩いているのだ
全財産の半分はここにあるのかと叙情的に排便だ
世界中の経血を集めた風呂に入る妄想だけでは
私の欲望は満たされずにアンバランスを兼ね備えた
フーコーの振り子を振り回して誰かを呼ぶ
その誰が誰だかわからないのだが赤眼鏡だというのは
全世界人類共通のバレリーナダンスの回転だ
偏頭痛がするのはこの生まれ育った埼京線沿いから
離れて死んでしまう事からの涙が止まらないからだろう
春を感じる私は三寒四温のアホでした
亀の歩みのバスを横目で見ながら歩いていたのですが
踊っていたのは一寸法師の雛だけでした
それを見た私は極東戦線異常なしと頬杖をつき
風に彷徨うのはコペルニクスの夜です
ななめ45°の世界がパイ生地に広がり
こんがり焼けたと思った頃に裏切られたのです
音楽が混ざっていくミックスダウンを羨み
自分は自分だと真似をしてみたのですが及ばず
赤眼鏡の少年はいつの間にか私と秋葉原にいました
雨の降る街は溶けていっていました
貴女がくれた2つのカプセルには希望がつまり
宛らこれはパンドラの箱はたまた龍宮城の葛篭
総てひっくるめて海を渡って山を登り恋をした
それだけで私は右側に傾いてしまったのです
私には何枚の食器が必要なのかわからないが
いざとなれば革靴は履いて出かける事が出来る
猫が一匹ニャアと蚊細い声で鳴けばそれを愛でる事も
愛でた猫が百万回生きるのも時間の問題だ
私は玩具を与えられた子供なのだから玩具を愛で
それを邪魔をする猫を愛でる事が出来るのか心配だ
キーボードを叩きながら30分前の傑作を思い出せずに
違う事を考えようとするのだが頭の中はモヤモヤと
煙を吐き出す宛ら機関車トーマスの笑顔なのだった
アコーディオンの音が鳴り響く朝を感慨深く迎えた
今日も死ぬほど行きたいと切に願っているのは
今日が貴方方と喋る最後の日なのではないかと
危惧に危惧を重ねて積み木遊びをしているのだ
茶色い月は赤眼鏡に反射しながら植物図鑑の頁を
目くるめく変わる世界と回っていったのだ
今宵もどこかで声の届かないままで戦車が回り
世界平和を乱そうとダンボールに植物図鑑を積め
子供の時間を奪いながらベースギターを奏でた
私に常識なんてまったくなくなってしまったのだ
もう全部ピンク色になってしまえば言いと私は毒づく
ピコピコとピーブ音は泣く泣くと鳴っている
私の微温湯の生活は口琴のリズムに合わせながら
さながら電々太鼓を打ち鳴らす内弁慶の外地蔵だ
ここに何がいるのかと考えた時に出た答えは
蛞蝓、猫、海鼠、ゲジゲジの四竦みだったのだ
今夜の晩御飯はいただきますを言わず存ぜぬと
代わりにグレゴリオ聖歌をギターにあわせ大熱唱
これは愚者の一つ覚え、猿の自慰だと膨らんだ
いつまでもいつまでこのままのままで踊りたいのだが
氷川台が私を待って手招きをしながらくるくる回り
ダンボールを投げる私の一挙手一投足の紙芝居は
中野ブロードウェイでロングラン大ヒットだった
笑っているのが私だけならばいいのだが
現時点で笑っている人物は鳥篭の中に満杯なのだ
弁護士は二度窓を叩いたのだと不安に襲われ
私は新宿の眠れなさを快感とも思いい
故郷までの30分間を除き快感を貪っている
快感ついでに不動産屋を殴った所
私は片玉の田中だと言われました
それも乙な物かと思ってる私はマゾヒストだ
電車は止まってまた走っていくのだ
時間は夕方の五時頃だったと思ったのですが
思い起こせば六時頃の可能性も無きにしも非ずです
楽しい音が聞こえる場所へ行ったのですが
私は必要とされていなかったようで帰りました
電車賃だけが券売機に吸い込まれて終わった一日を
恨む様に私は歯がゆくヤドカリを燃やしたのでした
今日は冬にしては珍しくどっちを向いても空で
どう転ぼうと落ちていける気分で揺蕩うのです
どこにもない私の気持ちを顔で表せというのは無理な話で
無理に力を入れれば御伽の世界は壊れていくのでした
午前5時の電車を私は待ちきれず個室で股間を膨らませています
いつからこんな自堕落になったのかと尋ねられれば
私は「ピーナッツを鼻で噛んだころ」としか言いようがないのです
才能があふれる20代を見て自分の力の無さにアヘ顔になってしまいます
私は彼らと同じ舞台に立っている筈なのに私だけ宇宙を漂っていて
大気圏に突入する前に燃え尽きてしまった感覚に襲われ
真夜中が来るのを待ちきれず夜の千川を走る妄想をするのです
エロティズムは三丁目の煙草屋を曲がった所で開花しました
私の頭の中に咲き誇った曼珠沙華はいつ頃散ってくれるのですか?
そんな不安の種が蒔かれた髄液は全身を巡り巡って排尿されるのです