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さよなら絶望先生

米騒動でもやってきたかと思うほどの腹の空き様だ

気付けばザーメンをたらふく飲みあしたのジョーになっている

黒くなれば黒くなるほど胃袋を洗濯したくなり

気付けば反吐塗れの座布団に頭を埋めているのだ

タクシーはスピードを出しすぎて死んでいる

私は乞食ではないのだが銭はやはり欲しいのだ

だが私の声は煙草の煙とともに掻き消されているのだ

もう3日ほど寝ていない気分に浸るのはもうやめにしよう

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車輪の中

「朕は国家である」と言っていた私も夢現の中だ

何が現実で何が夢なのかもわからず頭の中で霞を食べている

道路で干からびている蚯蚓の様に私も果てるのか?

弁当箱の中にはマイクロペニスを刻んで入れた

道路の道端で死んでいる信号機を弔うように雨が強くなる

私の股間は既にびちょびちょのまるでポロロッカ現象だ

暦を刻む女を切り刻んでは魔法使いの続きに落胆した

そんな私も1ヶ月もしないうちに折り返し地点に立つのだ

さらさら

南関東を旅立ってから幾度と無く私が私を睨んでいる

金の亡者となった私は金の使い方も知らない青二才だ

明日には暴力団に押し寿司にされて川流しにされている

貴方のような青二才の先輩はただの下種野朗だと気付きなさい

鳴らない目覚まし時計は時を飛ばしたのか?動力を失ったのか?

電気シェーバーのギラギラした真夏のアスファルトの様な刃は

私の心を抉りこみただひたすら傷だらけの腕を上下に動かし

眼は傷だらけで太った女を見ながら絶頂に達する幸福感よ

私のセキリュティリスクは左から右へ流れては消えて逝き

パーソナルコンピューターの中の思い出は消したい物ばかりなのだ

焼酎の日

奇跡が起きたとしか言い様の無い雨の日

私はただひたすら楽しんで狂ってくるっと踊ったのだ

それだけで誕生日が来る幸運を掴んでしまったのだ

そこに今日が待っていたのを私は知らなかった

厚顔無恥のマリリン・マンソンだったのだ

しかし時が経てば其処にいられなくなるのは

ノストラダムスと幾度と無く同じ夜を過ごした事で

常温のバターが溶けるくらいに解りきった事実なのだ

今は祝う事しか出来ないが明日には晒し首だ

カラスに啄ばまれる目玉を今のうちに濁らさなければ

真実のまた向こう側がキラリと光ってしまう

アフロヘアーはいつまでも私のちらつきでしかないのだ

羊水は汚水

寝不足の脳味噌はブラウン管から手を生やしてくれる

頭の中身は薬を欲しているのだが身体は動かない

このまま薬を飲まなければいつの間にか死ねないかと

桃井はるこに尋ねてみた所、フェラチオをしてくれた

そんな幻覚を見ながらDVDを投げまわし畸形の夢を見ている

私も畸形児だった時期があったと懐かしく思いつつも

夢に誘ってくる畸形児の醜悪な姿を頭の隅に置き自慰をした

爆弾の地図はどこに在るのか探さないと私の精巣は爆発する

下半身を失くした男は生きていく事ができないと

実の母を犯す妄想をジッポーオイルに火をつけ燃やすのだ

トゲアリトゲナシトゲトゲ

いつの間にか私のロブスターがザリガニになっている

粉々に砕けた蜘蛛の身体が風に吹かれて飛んでいる

手の平にダイオウグソクムシを乗せているのはタラバガニだ

タランチュラが大百足の足に見とれて手も足も出ない

出るのは小蝿のちらつきとこそこそするホムンクルスだ

鼻の穴から出てくるそれらは大きなのっぽのトーテムポール

サルティンバンコな毎日はカンカン照りの鰤の照り焼きの夕食だ

腐った右耳から生えているのはオオミスジコウガイビルだ

私はホヤになりたいと懇願するのは現状海鼠の私なのだと

ノートブックに書きつつろうにもビネガロンの体液は臭いのだ

烏賊臭いのはきっと先日子供を三人ばかり犯したからだろう

インポテンツの魔法

ネオンが輝く東京の街はどこにあるのか

そんな事を思いながら大草原で小さく丸まっていた

ずらずらと並ぶ主婦たちは心も持たないのかと泣きたくなり

場末のショーパブでここがカリフォルニアと巻かれたのだ

初夏にフィギュアスケートと張り切ってみたものの

自分は運動神経も語彙も少ないジャンガリアンハムスターなのだ

二人きりの時間は乞食の電話によって壊された

壊された時計の針は進む事も戻る事もない

裸電球に群がる蛾の人生はいつまで歩んでも一進一退なのだ

人生が終わる前に幸福の砂糖を舐めてみたいものだと眠るのだった

二重線を引いたノートの切れ端がチラチラと頭を過ぎる

お母さん、貴方の顔を思い出すのには薬は要らなそうです

私は私をもう辞めるべきなのかと思わせる貴方は誰だ

思えば頭の中に住んでいた住人は長らく帰ってこないのだ

再びドアをノックするのは貴方ではないですか?

もし貴方は私の頭に再び住む事になれば家賃は5万円ですか?

私が首を吊る時は出て行ってくれますか?

私が自慰をする時はコンビニに行っていてくれますか?

要らぬ心配だけが脳味噌をぐちゃぐちゃにしているのは

きっと私が猿になりたいと切実に願っているからです

もし明日夜明けが来るとするならば太陽は昇らせないでください

嘘を付いているのは貴方も私も同じ事だとリズムを刻みます

もしこのまま真っ暗のハチミツ色の世界が続けば

私は平行線を交わらせて世界のニキビ面を踏み潰す事が出来る

言うなればどこでもドアの様な未来が待っているという事です

二階の南側の部屋から貴方は入ってくるので狸寝入りをかまします

それで貴方の顔が見えなくなり天井だけ見ながら息絶える事になっても

私のこんな糞を舐める様な人生をずーっと続けていこうと思います

吠え面を掻くのは私ではなく目の前の現実と共に理想論で語る貴方です

重たい背中

手抜きの牡丹は咲く前に散っている事を知っているか?

睡眠不足の私の脳味噌は枯れる前に乾いているのだ

落ちてくる空に潰されそうな劇場で明かす夜

時計は私に2時間しかくれないので泣きそうになり

大雑把に世界を広げてみようとした所、三重苦に泣かされ

やってきた夏に汗をかいている私は詐欺師の恰好の標的だ

死んでも腐っても大きな空を回りつつ薬の箱を積み下ろしするのだ

すこっぷ

白米だけで笑えるなんて私はなんて幸せなんだ

と妄想していた午前中とは違う世界を見ている

三日天下は頭上高くに渦巻いてキッチリの三日おきだ

缶コーヒーに知られた過去は薄らと安堵感をくれた

だが私の前には再び誰も立ってくれなくなる日が来る

その日を怖がっている私は光の速さで歩いている

私の言葉は爆弾にはならないと痛感した夜に

壊れた頭が直っていく妄想をしている頭は壊れているのだろう

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