03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 05

肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

振り返るな 

脳味噌に集る蝿が金切り声で飛び回る夜

一人だけの雑踏が聞こえ薄目で闇を見つめている

私に右肩には韓国人が正座しているのだが

昔は左肩には丸刈りの小坊主がいたのだ

チョビ髭を生やしたスカトロAV男優がいたのだ

心からの笑顔で拍手した今日の宵は

がま口を広げて一円も入っていない現実の日

薄らと頭に浮かんでいるのは鬼の刺青を入れた男

風呂上りに立ち尽くし黄色いジャージの前で

仁王立ちの背中を魅していた愛すべき馬鹿たちだ

蕎麦になろうとも饂飩になろうとも

私は馬鹿であった日に感嘆の声しか出せずに

ただひたすらと未来を見つめて蝿取り紙に

絡み付いて離れない午前3時を過ごすのであった

スポンサーサイト
2010/04/17 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit