さかな記念日
今日は魚になる日
ぎらつく鱗を見せ付けて
背鰭と尾鰭をくねらせて
広い海を当てもなく泳ぐのだ
不安定な精神は海によく似ている
限られた広大な広さの中で正解を探して泳ぐのだ
私はそんな海に漂い付いたら意味も無く狂いたくなる
目を虚ろに意味の無い事を叫ぶ私は世界一のマグロだ
さぁ、誰か私を抱いてくれ
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どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。
今日は魚になる日
ぎらつく鱗を見せ付けて
背鰭と尾鰭をくねらせて
広い海を当てもなく泳ぐのだ
不安定な精神は海によく似ている
限られた広大な広さの中で正解を探して泳ぐのだ
私はそんな海に漂い付いたら意味も無く狂いたくなる
目を虚ろに意味の無い事を叫ぶ私は世界一のマグロだ
さぁ、誰か私を抱いてくれ
虚しさは連なって電波を飛ばす
鳴らずの端末を見つめては電波が足りないのだと
ロヒプノールをウィスキーで流し込むのだ
眠れぬ瞼を擦っては数字を叩き
開いた口を無理に塞いでは言葉を捜す
虚は蹲り
無は嘲り
私は唸る
なぜに静かな生活が続くのか解らないが
虚しさと平穏は紙一重で表裏一体なのだ
いつ投げられるか解らないコインが
ポケットの中でチャリンと鳴る