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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

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吸えずの小躍り 

私が映したかったのは貴女と私その物です

一つのカメラで一つになった日に

私は自分の為に生きるのを辞めようと思い

自分の名前すら捨てる覚悟で生きるのです

あのコンビニでコインを3枚、クッキーを5枚

貴女のありがとうに私は救われました

感謝を言うべきは私だけなのです

総ての貴女にありがとうが止まりません

止まらないありがとうは風になり

冷たい血液を生暖かくするのでした

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2011/01/27 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

はなきゅーぴっど 

家族へ贈る花も見当たらず玄関前の白粉花を眺める

子供の頃は白粉花ですら幸せだったとにやつくも

よく見るとこんな黒い白粉花を私は見た事が無い

お里の知れた埼京線は下卑た話を塞ぐ耳栓が必要だ

耳栓から流れる奥花子に私は涙も止まらずに

電車の中でも私は気違いだったのだなぁと

高田馬場まで追ってくる奥華子から逃げられずにいる

貴方の前で泣けて勇気が出た

貴女の前で泣いてしまい情けなかった

これから高田馬場に綺麗な白粉花の種を撒ければいいと

午前4時に咲いている貴女への梅の花を千切りながら

ホトトギス、ホトトギスと笑えたのだ

私には家族がいて本当に良かったと思う

2011/01/23 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

焼畑農業 

私は脳天からピンクの胡蝶蘭が満開の植物人間だ

貴女の全身から胡蝶蘭の種が蒔かれ

貴女の口からはそれを育てる水が出る

私はスケッチブックが欲しい

貴女の絵を描くスケッチブックと

私自身を描くスケッチブックだ

貴女のスケッチブックには多彩な色を塗り喜ばせたい

私自身のスケッチブックは黒く塗りつぶして燃やしてしまいたいのだ

2011/01/15 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

僕は御器齧です 

真っ暗な私に黒い髪と白い歯が光る

私は幸せだ

腹痛に苛まれる明け方に

腹痛で死ぬくらいなら貴女に噛み殺されたいと

人差し指を舐めながら朝が来そうなのだ

たとえ童貞とキスをしようとも

誰から蔑まれようとも

貴女に噛み千切られそうになった時

私は既に死んでいるのだ

浮き足立つ台所に渋谷の街が映るが

私は意気地がないのだなと腹痛に蹲り

貴女のカルシウムになりたいと切に願うのだった

2011/01/14 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

おしるこマンホール 

水曜日の隠語はステップを早くする

貴女が無事で笑顔なだけで馬力は無限に広がっていく

深夜2時を示した時計ですら私には夜中の太陽に見える

幻覚が幻覚を呼び、私は世界一の幸せ者だと

揺らめく街灯、揺さぶる脳味噌、上下の右手と止まらずに

屈折とした深夜帯は待っていればやってくるのだと確信した

既に隠語はいじくり尽くした

私はこのまま眠りにつく

目覚めればどこまでもどこまでも奈落へ落ちる気がする

私は貴女の中に残れてさえいれば、いつ蒸発してもいい汚水なのだ

2011/01/12 Wed. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

日曜日よりの使者 

私に出来た遅ればせながらの妹は前から知っている妹だ

以前から妹だったし今日から妹でも不思議でもない

ただ爆弾は既に火がついていたのに更に油が注がれる

私は耐えられないと憂いの埼京線に乗り

現実逃避の下井草にて言葉を探しに来たのだ

いくら探しても一番いい言葉はどこにでも出てこなかった

深夜の時計に騙された私達は電線を伝う流行り病だ

ただ、いくらの喘息でも笑いながらの咳は幸せの咳

このまま笑いながら呼吸が止まれば皆、幸せだろう

呼吸の止まる瞬間、私はなぜか貴女の笑顔がまた見えたのだ

憂いが嬉いに変わる瞬間はじわじわと心を抉る

2011/01/09 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

 

「君は将来、何になりたいんだい?」

「死体」

「そんな夢のない事言っちゃいけないよ」

「夢のない?こんな夢に溢れた物はないだろう?

 誰にでもなれて、夢を見続けられるんだ」

2011/01/08 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

砂の吸引 

私は砂に成ろうと座っていた

私は朽ちて果てて砂になった

気づけば風は砂になった私を

Let it beを口ずさみながら運び

気づけば私は人間の成りをしている

人間は何処まで行っても砂に成れない

私は壊れかけても運ばれた先で

人が直してくれるお陰で人間なのだと

日々感謝が止まらずに喘息を起こすのだ

2011/01/07 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

腐り逝く部屋 

脳味噌を掘り起こせば思わしくない物ばかり出てくる

あの頃の思い出、あの頃の思い出、あの頃の思い出

ここに新たに種を撒いて美しい花が咲くのだろうか?

きっと腐り果てていくだけの芽が出るのだろう

私は蹲ったままの蛹なのだと思っていた

だが実際には羽すら無い蛾だったのだ

食べる事もままならず、飛ぶ事もままならず

そっと女郎蜘蛛に狩られるのを今か今かと待ち侘びている

2011/01/02 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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