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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

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午後二十一時 

真っ暗な私の枕元に

オベリスクがひとつそそり立つ

私は眠い眼をギョロつかせながら

「この世界から逃げ出せますように」と

ポツリと、ニヤリと、フフフと呟いた

するとオベリスクから金色の赤ん坊が這い出し

私を連れて行こうと腕を掴み泣きだした

面倒事は避けたいので寝た振りをしている

起きたら私はどこにいるのだろうか?

楽しみで楽しみで震えの止まらない深夜気分なのだ

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2011/07/21 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

逃げ場 

金糸雀が鳴いている様な空を睨みつけて

舞い戻りの埼玉を舞い踊っています

脳味噌に夾竹桃が狂い咲きかけたので

言葉と一緒にサラダにしてポン酢でいただきました

全身に毒が回り暑さも相成り四肢が壊れかけ

ただ緑色のシートに生えているのです

背中に当たる日の光は僕に陰を作ります

私は私の陰の中で涼みたいのに

私は私の陰にすら入れない木偶の坊

木偶の坊を沢山生やした電車は夏を滑り

また熱々の夏の中を全速力で走るのでした

2011/07/12 Tue. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

さらだ 

きょうはことばをえらんでねこをたたきわりました

えらばれることばは「どんき」だったり「ばっと」だったり

こわいことばばかりでしたがぼくにはわかりませんでした

ねこががめんにひょうじされるとことばがあばれだします

ねこがおびえたかおをしてみているのでぼくもこわくなりました

するとことばがひとつ、またひとつとねこをたたきはじめます

ねこのちはあかくてくろくてとてもきれいないろをしてました

いつのまにかがめんにことばがあふれあかとくろとことばだけの

とてもきれいなせかいができていたのでぼくはみとれていました

ぼくはばんごはんもつくるのをわすれてずっとがめんをみてました

でも、そのがめんはねこでもちでもことばでもなかった

それはきっとぼくのばんごはんだったんだなとおもいます

いつのまにかぼくはおなかいっぱいになったので

あのこもおなじようにばんごはんにしました

きれいなあのこもきれいなばんごはんになってしまって

ぼくはとてもかなしくなってしまいました

おなかがいっぱいになったのでばんごはんはのこしました

あしたになったらくさってくさくなっているとおもいます

だからぼくもおなじようにくさってくさくなりたいとおもいます

ときどきぼくをおもいだしてばんごはんにしてください

2011/07/10 Sun. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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