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犬のいぬ生活

部屋には似たもの同士が並んでいる

顔のない犬は首を長くして私を見ている

私はその畏怖に怯え、眠れない夜なのだ

犬は何に怯えているのかと言えば私なのだろう?

私は何に怯えているのかと言えば犬なのだろう?

先生がおっしゃっている意味がよくわかりませんが

兎に角、ここに犬がいるんです

今、犬がいるんです

今、吠えているんです

今、栄えているんです

今、狂っているんです

今、死にました

それは私が死んだので犬はまだ生きています

眠れない深夜に保健所の扉が開き

連れて行かれるのはきっと私なのだ

オカリナを吹く準備は出来ている

さぁ、扉よ開くのだ

世迷言と妄言に塗りたくられた夜は明けて

もうお日様が天空高くに登っているので

私は先生のおっしゃるとおりにクスリを飲みます

あぁ、もう二度と、三度と、四度と

積み重なった錠剤は安眠だけを私にプレゼントしてくれました

私の友達は貴方だけなのです、おやすみなさい

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ベーコンじゃないんです

私が油の水面に漂い眠るのを

第三者の誰かが夢で見ている

私はいつでも見られている

誰の夢なのか誰も教えてくれないが

きっと貴方も、貴女も、貴男も

私の夢を見たんでしょう?

誹謗中傷の視線が緋色に光れば

私は今頃こんがりと焼けているんです

だから私を見ないでください

そっと粉チーズをふりかけてください

そしてパセリをふりかけて食卓に並べてください

プラモデル

腕がもげてしまった

足ももげてしまった

頭ももげてしまった

腰も、胸も、陰部もすべてもげてしまった

「私を組み立ててくれるのは誰だ?」

という問を空中に放り出してみた所

「それはきっと私なんでしょう」と

ボソッっと独り言が出てしまったので

ニヤニヤが止まらないのだ

今日はゲルググのプラモデルを買おうと思います

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