fc2ブログ

私の言葉を私で耀かせる事はできません
私は屑だったのです
屑には屑の人生があるかもしれません
でも私は貴女を幸せにしたいから
きっと屑ではなくなるのです
そう呟きながらただ眠っています
貴女の夢がみたい、ただそれだけの理由で
不安定な椅子の足をどんどん捥いでいくのです
すべての足がなくなった時、貴女はどんな顔をするのでしょうか?
ただただ、それが怖くてベッドの隙間で泣いているのでした
スポンサーサイト



空よ、こんにちわ

まだ首の座らない僕ですが不安定なバスに乗っています
バスから見える夜景には吐き気しか催しません
でも高層ビルに映った月が綺麗で、綺麗で
吐瀉物の中にさえ月を探してしまうのです
そんな最中でした
悪い頭の中身をピーチクパーチクと吐き出す雌鳥を見ました
愚、愚、愚、愚、愚、と鳴いています
吐き気は頭蓋を超え脳味噌が頭蓋から吹き出ました
気づけば頭の中を見たことのない鳥が飛んでいました
きっと僕は死んだのでしょう
だから、僕は鳥になれるのでしょう?
きっとこんな詩を毎日呟けるのでしょう?
幸せが、死が、訪れた空に
鳥のように囀りました、こんにちわ
空は優しく僕を抱き寄せます
そこで目が醒めました

現実は今日も冷たく突きつけられます
銃口から静かな風が吹いた時
今度こそ、こんにちわを言いたいのです
さぁ、よーいドンで走り出しましょう
さようなら弾丸、こんにちわ空
空を切り裂いて腸を引きずり出しましょう
きっとそれが最善策なのですから
↑