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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

多い日も安心 

入道雲が月を隠そうとしています
熱に頭を可笑しくされてこんな事を言っているのではなく
本当に入道雲が月を隠そうとしているのです
それはさながら僕を見るようでした
無様な強姦魔こそが私なのです
図体だけがでかく誰からも忌み嫌われています
こんな私を更に汚してくれる雨が来る
洗い流してはくれない黒い雨が来る
夜に降る雨は僕の体を切り刻みます
そしてくるくると回りながらケヒケヒと笑い
あの子の所へは向かわずに海上へ抜けました
それだけで僕は血だらけでも安心なのです
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2013/07/18 Thu. 18:50 | trackback: 0 | comment: 0edit

空に 

明日への一歩を足元に画鋲を撒いて踏み出しづらくしています
血の足跡で歩む道の先に貴女はいるのでしょうか?
暑さで血が乾き黒くなり異臭を放つ
私の残していく物は腐臭に塗れているものです
禁忌に触れている物を誰が愛すというのでしょうか?
貴女を忘れるロボトミー手術があればよいのに
私は一人の女を幸せにしたいだけの人間です
貴女の為にすべてを忘れて非人になります
私はつまらない人間であった
それだけですが素晴らしい想い出をありがとうございました
2013/07/10 Wed. 00:14 | trackback: 0 | comment: 0edit