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肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

Rainy GO 

コンビニエンスストアからの足取りは重く
きっとキチガイが狂った顔をしていた
午前3時の国道17号は小雨で真っ黒で
時折ヘッドライトが私を誘っては通り過ぎていく
どこかへ行きたいのに、家に帰るのだな
「温めてもらったおにぎりが冷めてしまうし」
そんな理由で私はどこへも行かないのだな
重い扉を開けて敷きっぱなしの布団に寝転がると
温めてもらったおにぎりをほったらかして
私は3錠の薬でそっと明かりを消したのだった
明日もきっと小雨が降るとつけっ放しのTVが呟いたので
私は歪んだ人魚の夢を見てしまうな、と思ったのだ
ああ、明日が来てしまう、嫌だ嫌だ、はじまらないでくれ
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2015/09/03 Thu. 17:55 | trackback: 0 | comment: 0edit