茉莉花の話
電池が切れてイヤフォンからラブソングが聞こえなくなるのが嫌で
携帯電話に触る事もなく、僕は残り7%になっていました
僕は満たされたはずなのになんでこんなに虚しいのだろう
貴女は満たされたはずなのになんでそんなに空腹なのだろう
一人きりで北上していく電車は一人きりの部屋に帰っていくのです
貴女が隣に座り僕にだけ見えた世界の話を聞いていた時を思い出します
「神田のてもみんの下に長髪の男が倒れていたんだ、殺されたのかもしれない」
そんな世迷言を聞きながら爛爛と輝かしている貴女の瞳を思い出しながら
「貴女に満たされたい」「貴女に生きる理由」になって欲しいと
人生はタイの葉唐辛子くらい辛いという声が身に染みるのです
ただただ寒波の夜にやってきた感情の波はただただ揺れて
コールドムーンがただただ輝いていて貴女もただただ輝いているのでした
携帯電話に触る事もなく、僕は残り7%になっていました
僕は満たされたはずなのになんでこんなに虚しいのだろう
貴女は満たされたはずなのになんでそんなに空腹なのだろう
一人きりで北上していく電車は一人きりの部屋に帰っていくのです
貴女が隣に座り僕にだけ見えた世界の話を聞いていた時を思い出します
「神田のてもみんの下に長髪の男が倒れていたんだ、殺されたのかもしれない」
そんな世迷言を聞きながら爛爛と輝かしている貴女の瞳を思い出しながら
「貴女に満たされたい」「貴女に生きる理由」になって欲しいと
人生はタイの葉唐辛子くらい辛いという声が身に染みるのです
ただただ寒波の夜にやってきた感情の波はただただ揺れて
コールドムーンがただただ輝いていて貴女もただただ輝いているのでした
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