FC2ブログ

09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

ロケットの手 

この糞を垂れた子供のような青空。

私は子供の頃、空は高くあり手の届かないものだと思っていた。

どんな高い所に行こうと空は続いていた。

東京タワーの展望台の中でも飛行機の窓の中でも

空は上へ上へと続いていた。

私はそれを希望だと思っていた。

今日は晴天だ。

空は高くあるのかと思っていた。

だが、欠伸混じりに背伸びをすれば手が空を突き抜けていた。

いつの間にか空は私の近くにあったのだ。

それは私を欺いていたのか。

それとも空は元から低かったのか。

戯言のように空を突き抜けた手は冷たかった。

スポンサーサイト



2005/07/15 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://hedonismar.blog.fc2.com/tb.php/127-6ef50431
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)