05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

肉塊奇譚

どぶ川のきらめきが僕にとって唯一綺麗な想い出でした。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

一網打尽の心 

私の脳に巣食っている蟻の巣に
小便をぶちまけてニタニタと笑っている子供よ
大きくなったら小さくなってもっと大きくなりなさい
南京錠のかかった牢獄で私は子供を
如何に苦しめて殺すかだけを考えているんだ
殺すなら大きくて小さくて大きい方が良いのです
だって食べる所が多くて少なくて多いから
来週、僕は風船になり子供の所へ飛んでいきます
だから折り紙で手裏剣をたくさん作っていた子供の僕と
一緒に折り紙でカエルもたくさん折っておいてください
お土産にバウムクーヘンを買っていきます、お楽しみに
2016/04/16 Sat. 11:57 | trackback: 0 | comment: 0edit

明日葉 

家の外から聞こえるチンドン囃子が
昨日の悪夢のリフレインと交差して
頭の中をこねくり回すスイッチが入り
私は狂ってよいのだと、確信した時
世界中のカッターナイフを手首に当て
G線上のアリアを聴き始めた刹那
ヴァイオリンの弦は切れてしまい
空にお月様がたくさんあって
綺麗だなあ、と我に返った時
私はすでに全身血まみれで
もう取り返しがつかなかったのです
あずまきよひこ先生ごめんなさい
2016/02/05 Fri. 16:21 | trackback: 0 | comment: 0edit

文豪になりました 

四方八方に私の思考が散らばっているこの部屋は
どこかにいる私ではない私が散らかしたのだから
私が掃除しなければいけないのだと、箒と塵取りで
「2」と「も」と「芽」を拾ったのにまだまだ部屋には
「ト」や「ぬ」、「Σ」「嶄」まで転がっていて無法地帯なのだ
これは燃やしたほうが早いなとジッポーオイルにタバコで火をつけた
燃えていく文字たちを見ながら、これぞ文学だなとほくそ笑む私は
私ではない私にそっくりで今日もごちそうさまを言うしかなかったのでした
2016/01/05 Tue. 20:19 | trackback: 0 | comment: 0edit

マイ・コメディアン 

脳味噌に女郎蜘蛛が住み着いてしまった
何もない脳味噌の中には餌の虫も来ないというのに
ただひたすら蠢いて、巣を張っている
これはどうにかせねばと頭蓋を割ってみたものの
左脳には居なかったようだ
しかしながら取り出してしまった左脳も勿体ない
だからラッピングして君に渡すことにしたんだ
受け取ってくれるかい?
お返しは海鼠の住んでいる女陰でいいよ
2015/12/09 Wed. 06:23 | trackback: 0 | comment: 0edit

グレッチで殴って  

「通勤電車、角の席に座れたら勝ちだ」
何色にもなれないオセロは呟きながら
吊革で首吊りごっこをしている
iPodで塞いだ耳はBJCの言葉しか聞こえない
3104丁目に行くのにはどこで乗り換えだ?
どこか優しい所に行かなければと
最寄駅に凭れ掛かった駅員が呟いた気がする
波打つ床に乗りながら目前で蝙蝠が寝ている
足を開いたピンクの若いブタがツムツムの地獄に堕ちた
ネオンライトがヘッドライトと交差したのに
そこには夜は無く、ピストルが響く
今日は平日なのに脳に快速電車が直通運転だ
こんな夜はもう終点まで逝って終おう
もう、私がいなくてもベースラインは乱れないのだから
2015/10/22 Thu. 07:01 | trackback: 0 | comment: 0edit

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。